iPhone分解ロボット「Daisy」登場、毎時200台のiPhoneを分解

Daisy

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Appleは4月22日のアースデイに先立ち、環境への取り組みを公表しています。その中で新しいiPhone分解ロボットDaisy」をお披露目し、旧モデルである「Liam」から得たノウハウを詰め込んだ、改良モデルとして導入したと発表しました。

毎時200台のiPhoneを分解

2016年に発表されたiPhone分解ロボットLiamと一部同じ部品を使って作られたDaisyは、iPhoneに含まれる貴重な資源をより多く回収できるように作られています。Liamで得られた経験、ノウハウをつぎ込み作られたDaisy1時間に200台のiPhoneを分解する能力を持っています。またこれまで回収が難しかった資源も、より高い品質で回収することができるようになっています。

 

Daisy

 

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Appleは将来的にリサイクルされた資源のみを使って、製品を作ることを目標としています。Liamからより性能が向上したDaisyが、この究極の目標に向かう大きな一歩となることは間違いないでしょう。この取り組み以外にも、Appleは再生可能エネルギーの積極利用採掘現場の労働者保護なども同時に実施しており、地球環境と人間に優しい企業を目指しています。

アースデイチャレンジも開催

2018年もアースデイに合わせてApple Watchでアクティビティチャレンジが実施されます。Apple Watchをつけて、少なくとも30分間の運動をすることで、チャレンジ達成となり、記念にバッジとiMessageで使えるステッカーがもらえます。このイベントを通して、Appleはユーザーの環境保護への意識を高め、一人一人の取り組みを促すことを目指しています。

 

Apple アースデイ

 

またアースデイに合わせてApple Storeのスタッフも緑のTシャツを着用し、ストアに掲げられているロゴも一部を緑にしてアースデイを祝います。Appleが環境保護に力を入れるようになったことで、アースデイは直営店や従業員、ユーザーを巻き込んだ大きなイベントとなりつつあります。
 
 
Source:Apple
(KAZ)

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