Apple、Paramount Networkから役員を獲得、コメディ番組強化へ

    Paramount Network

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    AppleがApple TVのコメディ番組強化のため、大手テレビネットワークParamount Networkの役員を引き抜いた、とテレビ業界の情報に詳しい英メディア、TBI Visionが報じています。Apple TVの独自コンテンツ強化を進めるAppleは、映像ビジネス各社から役員級の人材を続々と引き抜いています。

    Paramountでコメディ番組を数多く手がけた人物

    Appleが引き抜いたと報じられているダナ・トゥイナー氏は、Paramount Networkで独自番組開発を担当する副社長として勤務し、「Younger」「Teachers」「First Wives Club」といったコメディ作品を手がけてきました。
     
    トゥイナー氏はParamount Networkの前には、Foxでも数々の番組のディレクターを務めた実績を持ちます。
     
    同氏は、Appleが発注した、女優クリステン・ウィグが主演をつとめるコメディ番組制作の指揮をとるとみられています。

    独自コンテンツ充実に力を注ぐApple

    Appleは、10億ドル(約1,100億円)とも言われる予算を確保し、Apple TVでの独自映像コンテンツの獲得に力を入れています。
     
    最近では、スティーブン・スピルバーグ監督によるSFドラマシリーズ「世にも不思議なアメージング・ストーリー」のリメイク権を獲得したほか、「スタートレック」シリーズで知られるロナルド・ムーアを起用した宇宙を舞台とした新ドラマの制作を開始していると報じられています。
     
    Appleは同時に、Sony Picturesから2人の副社長を一気に引き抜いたほか、Amazon StudiosHulu英BBCなどから、映像ビジネスでの経験が豊富な人材を引き抜いています。

     
     
    Source:TBI Vision via 9to5Mac
    Photo:YouTube
    (hato)

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