iMac ProはA10 Fusionチップ搭載、「Hey, Siri」に対応

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12月発売見込みのiMac Proが、A10 Fusionチップを搭載する可能性が指摘されています。実現すれば、Macとしては初めてAシリーズチップを搭載することになります。

BridgeOSから判明

開発者のスティーブ・トラウトン−スミス氏とジョナサン・レヴィン氏が、「BridgeOS 2.0」から得た情報から、iMac ProはA10 Fusionチップを搭載していることがわかった、とツイートしています。
 


 

 
Appleは6月の世界開発者会議(WWDC 17)で、ワークステーション級の性能を持つiMac Proを発表、出荷開始は12月であることを明らかにしました。
 
MacBook Proの一部モデルが搭載するTouch Bar/Touch IDは、「T1」というカスタムチップを内蔵していますが、このチップを制御しているのがwatchOSを基盤とするBridgeOSです。
 
この情報が正しければ、iMac ProはMacとしては初の、Aシリーズチップ搭載モデルとなります。

「Hey, Siri」が常時使用可能に


 

またA10 Fusionチップを搭載するiMac Proは、音声でSiriを起動する「Hery, Siri」が常時使用可能になることを、開発者のギルヘルム・ランボー氏が確認しています。
 
Macでも、2016年9月公開のmacOS SierraからSiriが利用可能となっていますが、「Hey, Siri」機能は使えません。トラウトン−スミス氏は、iMac Proが完全にオフになっている状態でも、「Hey, Siri」が使えるようだ、と指摘しています。

10月末にお披露目

AppleがMacにもAシリーズチップの搭載を検討しているという噂は、以前から浮上していました。
 
また先述した、MacBook ProのTouch Bar/Touch IDが搭載するT1チップは、AppleがARMアーキテクチャで設計したものです。
 
iMac Proは10月末、Appleのクパチーノキャンパスで開かれた「FCPX Creative Summit 2017」において披露され、話題となりました。

 
 
Source:9to5Mac
(lunatic)

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