「iPhone Xの品薄は年内に解消」KDDI田中社長、予約状況も明かす

iPhone X

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iPhone Xは、以前から品薄が噂されており、在庫不足が2018年初頭まで解消されないのではないか、などと予測されていますが、KDDIの田中孝司社長が、年内には入荷が安定する、との見通しを語りました。

KDDI田中社長、「iPhone Xは年内には入荷が安定」

iPhone Xは、以前からTrueDepthカメラの製造が難航しているなどの理由で品薄が予測されており、10月27日の予約受付開始直後に初回出荷分が完売し、数時間後には5〜6週間待ちとなっています。
 
KDDIの田中社長は、11月1日に開催された同社の決算発表会見で、「一部の報道ほど、お待たせすることはないのではないか」と、年内には今後安定してくるとの見通しを語っています。

iPhone Xの予約数はiPhone8/8 Plusと合わせても昨年同等

10月27日から3日間におけるiPhone Xの予約状況は、同期間のiPhone8/8 Plusの予約数の1.5倍であり、iPhone8/8 PlusとiPhone Xを合計すると昨年のiPhone7/7 Plusの予約数とほぼ同じだった、と明かしています。
 
田中社長が明かしたiPhone Xの予約数が、auに限らず一般的な傾向だとすれば、予約受付開始後3日間の状況としては、iPhone Xが昨年のiPhone7/7 Plusと比べて、予約数が多いわけではない、ということになります。

「iPhone Xは5〜6週間も待たずに入手できる」との予測も

iPhone Xは、予約受付開始の数時間後から配送予定が「5〜6週間」と案内されており、入手困難な状態が続くと見られています。
 
iPhone X 出荷日
 
しかし、アナリストが世界各国のApple Storeの状況を調査した結果、「iPhone Xは5〜6週間も待たずに入手できるだろう」と予測しています。
 
また、iPhone Xの製造上のボトルネックと指摘されているTrueDepthカメラは、2018年初頭には安定的に供給される、との予測も発表されています。

 
 
Source:ケータイwatch
(hato)

 
 

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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