iPhone8はiPhone8 Plusより売れていない!?CIRP調査

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    調査会社Consumer Intelligence Research Partners(CIRP)が、iPhone8/8 Plusについて、マイナーアップデートである「s」モデル並みの売れ行きだと指摘するとともに、Phone8 PlusのほうがiPhone8よりも売れているとの調査結果を明らかにしました。

    「s」モデル並みの売れ行き

    CIRPは、Appleの第4四半期(7-9月)における、アメリカでのiPhone販売台数と機種別比率の調査データを公開しました。それによると、同四半期におけるiPhone8の比率は6%、iPhone8 Plusの比率は10%、合わせて16%となっています。
     
    両モデルが発売されたのは9月22日なので、一見すると16%という数字は当然のように思えます。しかしCIRPによれば、昨年発売されたiPhone7/7 Plusが同じ四半期における売上に占めた割合は43%でした。2年前のiPhone6s/6s Plusの比率は24%、3年前のiPhone6/6 Plusの比率は46%でした。
     
    つまりこれまでのパターンを見る限り、iPhone8/8 Plusの販売台数は「s」モデル、すなわちiPhone6s/6s Plusに近いと、CIRPは指摘しています。
     
    考えてみれば、iPhone8/8 Plusは「s」こそついていませんが、形状や機能的にはマイナーアップデートであり、iPhone Xという大幅にアップデートされた製品が同時に発表されています。

    値下げされたiPhone7/7 Plusが売れている

    CIRPによれば、iPhone8/8 Plusの発売後も値下げされたiPhone7/7 Plusやそれ以前のモデルの売上が伸びており、7-9月期にiPhone7/7 Plusが販売台数に占めた比率は58%と、前年の同時期にiPhone6s/6s Plusが占めた割合(35%)よりもかなり高くなっています。
     
    iPhone8/8 Plusについては、カナダの最大手ワイヤレス通信キャリアRogers Communicationsも、売上があまり伸びていない事実を明らかにしています。これにはもちろん、11月3日発売のiPhone X待ちが多いことも影響しているでしょう。
     
    そしてもうひとつ今回の調査データで浮き彫りになったのが、iPhone8よりもiPhone8 Plusのほうが販売台数が多いということです。これまではディスプレイサイズの大きなPlusモデルのほうが、売り上げ台数が少ない傾向にありました。
     
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    Source:CIRP(PDF) via 9to5Mac
    (lunatic)

     
     

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