Apple Pay、スウェーデンで来週にもサービス開始か

Apple Pay

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Appleの決済システムApple Payが、スウェーデンで来週から利用可能になる模様です。現地の情報サイトMacProが伝えています。

10月24日にNordeaと正式発表か

MacProによれば、Apple Payに最初に対応するのはスウェーデンの銀行Nordeaで、Appleとの共同発表は10月24日に行なわれる予定とのことです。
 
現時点ではこれ以上の記載はないものの、MacProは同国でのサービス立ち上げについて繰り返し情報を得ているとしています。

モバイル決済が浸透しているスウェーデン

Apple Payの海外展開については、インターネットソフトウェア&サービス担当上級副社長であるエディ・キュー氏が、インドメディアのインタビューに対し、インドでの導入を検討していると答えたものの、時期については明言を避けたばかりです。
 
調査会社Statistaによれば、スウェーデンではモバイル決済がかなり浸透しています。2016年の調査データによると、人口の4分の3以上がモバイル決済アプリを使用していることがわかっています。つまり、Apple Payが普及する土壌はすでにあるといっていいでしょう。

Apple Pay Cashもサービス開始間近

Apple Payは現在、アメリカや日本を含む21の国と地域で利用することができます。スウェーデン以外にも、アラブ首長国連邦(UAE)、デンマーク、フィンランドで年内に利用可能になるとの情報も浮上しています。
 
またAppleはiOS11の今後のアップデートで、新たに個人間送金サービスApple Pay Cashを導入することを明らかにしています。最初に利用可能となるのはアメリカのみですが、年内のサービス開始を目指し、現在iOS11.1を使い、社内で実験を行っていると伝えられています。
 
 
Source:9to5Mac,Apple,MacPro
(lunatic)

 
 

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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