iOS11の新機能「緊急SOS」試す人続出、トロント市警察が困惑
iOS11で追加された、緊急通話を簡単にかけられる機能「緊急SOS」を試す人が続出しており、カナダのトロント市警察が「試しに緊急通話をかけないで!」と住民たちにお願いのツイートをしています。
iOS11の新機能にトロント市警察が困惑
iOS11では、電源/スリープボタンを5回連打すると緊急通報がかけられる「緊急SOS」機能が追加されています。カナダのトロント市警察が、この新機能を試して緊急電話をかけてこないよう、Twitterで呼びかけています。
Appleのスマートフォン用の新しいiOSには、911への緊急通報機能が追加されています。
その新機能を試さないでください!
ちゃんと動いていますよ!
トロント市警察の緊急通報回線は、多くの「テスト通話」でパンク状態です!
New iOS Operating System 911 feature
Please DO NOT try it out~Toronto Police receiving many test calls that tie up our 911 lines #iOS11 ^sk pic.twitter.com/hlFUCwGi8e— Toronto Police (@TorontoPolice) 2017年9月20日
設定を変更することも可能な緊急通話、イタズラは厳禁!
iOS11に追加された緊急通報機能は、日本語版のiOS11でも利用可能で、電源/スリープボタンを5回連打すると「電源オフ」「緊急SOS」の選択が可能になるほか、カウントダウン後に自動で発信するように設定することもできます。
万が一の時に役立つ機能ですが、緊急事態以外に緊急通報をするのは、本当に助けを必要としている人の命を危険にさらす可能性もありますので、絶対にやめましょう。
iPhone Maniaでは、この機能の設定方法を詳しくご紹介していますので、万が一の時に備えてぜひチェックしてください。誤発信してしまいそうで不安、という方は機能をオフにすることもできます。
Source:AppleInsider
(hato)