iPhone Xの電源ボタンは振動でクリック再現?iPhone7のホームボタンと同じ

iphone taptic engine

Taptic Engine 3D Touch
 
9月12日(火:日本時間13日)に発表が噂されるiPhone X(iPhone8)では、物理ホームボタンが廃止され、仮想ホームボタン(もしくはホームボタンの概念自体が廃止)になると言われています。このホームボタンの代わりを担うのが電源ボタンですが、この電源ボタンについても「実際には押せない」仕様となる可能性が浮上しています。

防水性能向上とも関係か

iOS11 GM版(ゴールデンマスター版:正式版リリース向けた最終バージョン)のファームウェア解析を行っているデベロッパー、ギルヘルム・ランボー氏(@_inside)がTwitter上で明らかにしたところによると、iPhone Xの電源ボタンは「フェイク」の可能性があるそうです。
 


 
もちろん、フェイクとは単純な偽物のことではなく、「iPhone7のホームボタンのような実際には押せないもの」を意味します。AppleはiPhone7より、ホームボタンを実際にクリックするのではなく、内蔵されたTaptic Engineでクリック感を「再現」する形式へと変化させています。
 
iPhone Xでは、この仕様が電源ボタンにも適用されるのでは、というわけです。電源ボタンがiPhone7のホームボタンのようになることで、ボタンに隙間が発生しないので、すでに伝えられている防水性能の向上の噂とも一致することになります。

「2度押し」「長押し」で使い分け

iPhone Xの電源ボタンについては、2度押しでApple Payに移行したり、長押しでSiriを起動できたりするようになると考えられています。したがって、「2度押し」「長押し」に対するレスポンスを、性能の向上したTaptic Engineによる振動で行うようになる可能性が高いでしょう。
 
ちなみに、iPhone Xの電源ボタンは従来より大きくなると考えられています。したがって、まだ明らかにされていない「隠し玉」があるかも知れません。
 
 
Source:iDownloadBlog
(kihachi)

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この記事を書いた人

丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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