iPhone8はTaptic Engineもバージョンアップか~レスポンス性能向上へ
iPhone6s以降、iPhoneには「Taptic Engine」と呼ばれる、操作に対するフィードバック用の特殊なリニアモーターが搭載されています。リーク情報で知られる人物によれば、このTaptic EngineがiPhone8ではバージョンアップされる可能性があるとのことです。
バージョンアップの目的は
iPhone8には「第3世代Taptic Engine」とでも呼ぶべきものが搭載されるとTwitter上で述べるのは、Apple製品のリーク情報でお馴染みのベンジャミン・ジェスキン氏です。
Sorry. iPhone have Taptic Engine 2. iPhone 8 will have improved Taptic. Maybe Taptic Engine 3 generation or just better.
— Benjamin Geskin (@VenyaGeskin1) August 31, 2017
具体的にどのようなバージョンアップが加えられるのかについては触れられていませんが、iPhone8では物理ホームボタンが廃止(実際はiPhone7の時点でクリック式ボタンではなくなり、Engineでクリックを「再現」している)されると考えられていることから、ディスプレイ上で動く仮想ホームボタンに対応するためだと思われます。
なおiPhone8については、「ホームボタンに代わり、ジェスチャーコントロールがその役目を果たす」との報道も出ています。この場合、Taptic Engineはジェスチャーコントロールに割り当てられることとなりますが、いずれにせよユーザーインターフェイスの変更に伴ってバージョンアップが求められるということなのでしょう。
すでにGalaxyでは仮想ホームボタンを搭載
ちなみに、ディスプレイ内に仮想ホームボタンを設置するという試みは、すでにSamsungのGalaxy S8/Note 8で実現しています。
たとえ、仮想ホームボタンに割り当てられている位置に何か別のものが表示されていても、その領域を強く押し込むと、スマートフォン側は「別のもの」ではなく、あくまでもホームボタンが押されたと認識するようになっています。
一体iPhone8にはどんな技術が採用されるのか、詳細は9月12日に明らかとなりそうです。
Source:Twitter
(kihachi)