オーストラリアのSamsungは、Galaxy Note7の携帯電話ネットワークへの接続を遮断すると発表しました。

Galaxy Note7はネットワーク接続不可能に！

Samsungのフラッグシップモデルとして発売されたものの、世界各地で発火・爆発事故が相次ぎ、製造と販売が終了したGalaxy Note7は、端末の回収が進められています。
 
オーストラリアのSamsungは、同国内のユーザーは多くが回収に応じているものの、ごく一部残っている未回収端末による事故の予防策として、携帯電話会社と協力し、Galaxy Note7の携帯ネットワークへの接続を12月15日から遮断すると発表しました。
 
同社は端末の回収に応じたGalaxy Note7のユーザーに対し、Galaxy S7またはGalaxy S7 edgeを提供するのに加え、250豪ドル（約21,000円）相当のクーポンを提供していますが、これは12月22日で終了します。
 
なお、ニュージーランドでは11月18日から、携帯電話各社がGalaxy Note7をブラックリストに加えて通信を遮断しています。

Samsung、年内にも事故原因の調査結果を発表か

Galaxy Note7は、使用中の爆発事故により怪我を負った事例が数多く報告されています。
 
海外各国の航空当局が飛行機内への持ち込みを禁止したほか、日本国内でも国土交通省が端末名を名指しして飛行機内での使用禁止を発表しています。
 
信頼回復が急務のSamsungは、年内にも爆発事故に関する調査結果を発表するとみられています。

 
 
Source:Samsung Australia via Ubergizmo
(hato)