Spotify、使用データ量は?Apple Music、LINE MUSICと比較!
世界最大の音楽配信サービスSpotifyが日本で一般公開されました。Spotifyをモバイルデータ通信で使った場合のデータ通信量がどの程度なのか計測し、主要3サービスで比較してみました。
Spotify、Apple Music、LINE MUSICのデータ量を比較!
Spotifyは、9月29日に日本で招待制でサービスを開始し、11月10日に一般公開され、誰でも利用可能となりました。
外出先で、iPhoneで音楽を聴く時の魅力的な選択肢が増えたわけですが、データ通信量がどの程度なのか、気になっては音楽も思いきり楽しめません。
そこで、主要3サービスのデータ通信量を比較してみました。
比較したのは、以下の3サービスです。
- Spotify:広告と曲順がシャッフル限定などの制約が気にならなければ無料で利用可能
- Apple Music:料金の値下げが近いと報じられている。家族共有も可能。
- LINE MUSIC:日本発のサービスとして邦楽に強みを持つ
比較はソフトバンクのiPhone7 Plusを使い、LTE通信で各サービスで音楽を10分間再生し、iPhoneの設定アプリから「モバイルデータ通信」で計測する、という簡単な方法で行っています。
なお、再生される楽曲が異なり、楽曲によりデータ量も異なるはずなので、あくまでも参考としてご覧ください。
データ通信量最多はApple Music
計測結果は、以下のようになりました。
サービス名 | 10分間のデータ量 |
---|---|
Spotify | 14.5MB |
Apple Music | 16.7MB |
LINE MUSIC | 11.9MB |
データ通信量が最大となったのはApple Music、次いでSpotify、LINE MUSICの順となりました。
これをもとに、1GB(1024MB)のデータ通信量で聴ける時間を計算してみます。
サービス名 | 1GBあたりの再生可能時間 |
---|---|
Spotify | 約706分 |
Apple Music | 約613分 |
LINE MUSIC | 約861分 |
どのサービスも、1GBで10時間以上聴けることになります。通勤などで毎日1時間程度聴いた場合のデータ通信量は、およそ3GB程度となる計算です。もちろん、他のアプリでのデータ通信が発生すればこの結果は変動します。
今年9月、大手キャリア各社が、ソフトバンクは「ギガモンスター」、ドコモは「ウルトラパック」、auは「スーパーデジラ」と大容量の割安データ通信プランを提供しています。
Spotifyの一般開放をきっかけに音楽配信サービスを使おうという方は、これらの料金プランを検討してもいいかもしれません。
(hato)