ソフトバンク、「ギガモンスター」のデータくりこし制限撤廃&テザリングを無料化!
ソフトバンクは9月9日、前日に発表した大容量データ通信プラン「ギガモンスター 」の内容を一部変更し、余ったデータ量を全て翌月くりこし、テザリングオプションの無料キャンペーンの実施を発表しました。
ソフトバンクが「ギガモンスター」の内容を変更!くりこし制限撤廃、テザリング無料化!
ソフトバンクがiPhone7/7 Plus発表後の9月8日に発表した「ギガモンスター」プランは、月額6,000円で20GB、8,000円で30GBの大容量データ通信量が割安に利用できるプランです。従来8GBで5,000円の「データ定額パック・標準(5)に1,000円足すだけで、2.5倍のデータ通信が可能となります。
発表当初、「ギガモンスター」プランでは余ったデータ通信量の翌月への繰り越しが5GBまでと制限されており、テザリングオプション料金が1,000円と案内されていました。
ソフトバンクは、余ったデータ通信量を全て翌月にくりこし可能とするのに加え、テザリングオプションを「ギガモンスター」提供開始から2017年4月まで無料にする「テザリングオプション無料キャンペーン」を提供する、と発表しています。
ソフトバンクの発表翌日の方針転換にはauが影響
ソフトバンクがプラン内容を変更した背景には、auの動きがあります。
auは、ソフトバンクの発表の翌日、月額6,000円で20GB、8,000円で30GBと、ソフトバンクと同内容に加えて、余ったデータ量を翌月くりこし可能、テザリングオプションを2017年4月まで無料とした「スーパーデジラ」の提供を発表しています。
現時点で、残る大手キャリアのドコモからは同様のプランが発表されていません。
iPhoneなどスマートフォンの高機能化、コンテンツのリッチ化により、データ通信量が増える傾向にある中、リーズナブルな料金で容量を気にせずにデータ通信ができるのは、ユーザーにとって歓迎できる流れと言えます。
今後も各キャリアの切磋琢磨により、ユーザーに使い勝手の良いプランが広がることに期待したいところです。
Source:ソフトバンク
(hato)