
iPhone Ultraは1日数百台しか製造できず?初期在庫は極めて少ない懸念

折りたたみiPhone(仮称:iPhone Ultra)は製造難易度が高く、2026年8月下旬時点の生産台数は1日あたり数百台にとどまっていたと、Nikkei Asiaが報じています。
仮に「数百台」を多めの900台と仮定しても、単純計算では1カ月あたり約2万7,000台です。発売直後の供給数がかなり限られる可能性を示す情報といえます。
1日数百台にとどまると報道
Nikkei Asiaによると、iPhone UltraはAppleが要求する品質基準が非常に厳しく、2026年8月下旬時点でも1日あたり数百台しか生産できていなかったとのことです。
特にAppleは、本体表面の平坦性やヒンジの性能について歩留まり率(良品率)のさらなる改善を要求し、8月には量産可能かを確認する追加検証も行ったと報じられています。
この追加検証の影響で、本格的な商業生産の開始は当初計画から数週間遅れた模様です。Appleとサプライヤーは現在、生産数を増やすため対応を急いでいるとされています。
900台でも月産約2万7,000台
「数百台」という表現には幅がありますが、仮に1日900台を製造できるとすると、30日間では約2万7,000台になります。
これはあくまでも8月下旬時点の生産ペースをそのまま維持した場合の単純計算で、今後も同じ生産台数が続くことを意味するものではありません。
iPhone Ultraは量産立ち上げ段階にあり、生産工程の改善によって1日あたりの製造台数が今後大幅に増えることが前提と考えられます。
年間1,000万台の生産計画と大差
Appleは以前、iPhone Ultraについて2026年中に約1,000万台を生産できるよう、サプライヤーに準備を求めたとNikkei Asiaが報じていました。
それ以前の生産計画は700万台〜800万台程度とされていたため、Appleは需要を見込み、計画を約1,000万台まで引き上げたと説明されています。
仮に1日900台という8月下旬時点のペースだけで1,000万台を製造すると、約1万1,111日、単純計算では30年以上が必要になります。
もちろん、実際には量産規模を段階的に拡大することが前提ですので、この計算は現在の生産ペースと年間計画との差がどれだけ大きいかを示す参考値です。
初期在庫不足への懸念強まる
Nikkei Asiaの最新報道が事実であれば、9月の発売時点で十分な在庫を用意するには、今後短期間で生産台数を大幅に引き上げる必要があります。
これまでにも、2026年第3四半期のiPhone Ultra出荷台数は50万台〜100万台程度にとどまるとの予想が出ていました。
今回の1日数百台という情報は、発売時の供給数がiPhone18 Proシリーズと比べて大幅に少なくなるとの従来予想を補強する材料になりそうです。
予約開始直後に納期長期化も?
iPhone Ultraの発売時期については、これまで複数の予想が報じられています。
- iPhone18 Proシリーズより約6週間遅れて発売
- 米国で先行発売し、他の国や地域では順次発売
- iPhone18 Proシリーズと同時期に発売するものの初期在庫は極少
現時点でもAppleは9月のイベントでiPhone Ultraを発表するとみられていますが、実際の発売地域や供給数については正式発表を待つ必要があります。
発売日分は短時間で終了する可能性
初期供給数が極めて少ない状態で世界的に注文が集中すれば、予約受付開始から短時間で発売日分の在庫がなくなることも考えられます。
発売日に入手したい場合は、発表後に本体カラーやストレージ容量など購入予定の仕様を決め、Apple Storeアプリで事前に保存しておくと注文手続きを短縮できます。
iPhone Ultraの購入を予定している場合、今回はこれまでのiPhone以上に、予約受付開始直後に注文できる準備を整えておくことが重要になりそうです。
Source: Nikkei Asia via MacRumors
Photo: Apple Hub/Facebook
