iPhone17 Proが上空約11,000mから落下も無傷で発見

世界中で膨大な数のiPhoneが使われていることもあり、通常では考えられないほど過酷な状況にさらされた事例が、時折報告されています。
今回、カナダでiPhone17 Proが飛行中の航空機から落下するという驚きの出来事が発生しました。
上空約11,000メートルから落下
カナダ中西部に位置するサスカチュワン州で、iPhone17 Proが飛行中の航空機から落下するという珍しい出来事がありました。
所有者はアーティストのヘザー・クラインさんです。航空機から地上を撮影しようとしていたところ、iPhoneが突風にあおられ、装着していたケースから外れて落下したといいます。
その後、クラインさんは「探す」アプリなどを使って捜索し、無事にiPhoneを発見しました。粉々になっていると予想していたものの、拾い上げて確認すると、目立った損傷はなかったそうです。
公開された映像を見る限り、iPhoneが落下した場所は畑のような柔らかい地面でした。土や植物が衝撃を吸収したことが、無傷で済んだ大きな理由と考えられます。


そのため、今回の事例だけで、iPhone17 Proが上空約11,000メートルからの落下に常に耐えられるとは判断できません。それでも、ほぼ無傷で発見された耐久性は称賛に値します。
ガラス部分の耐久性は向上
iPhoneは航空機からの落下に耐えられるよう設計されているわけではありませんが、近年のモデルでは、画面や背面ガラスの耐久性が強化されています。
iPhone17 Proでは、画面にCeramic Shield 2が採用されており、Appleは従来世代と比べて耐擦傷性能が3倍になったと説明しています。
背面にもCeramic Shieldが採用され、従来モデルの背面ガラスと比べて耐亀裂性能が4倍になったとされています。
一方、iPhone17 Proはフレーム素材がiPhone16 Proのチタニウムからアルミニウムに変更されました。アルミニウムはチタニウムより柔らかいため、金属外装の擦り傷やへこみ、表面処理の欠けが生じやすいと指摘されています。
特に、カメラ台座の縁ではアルマイト層が欠け、下地の銀色のアルミニウムが露出しやすいことが第三者の検証で確認されています。
このため、iPhone17 Proはすべての面でiPhone16 Proより強くなったのではなく、画面や背面ガラスの耐久性が向上した一方、金属外装には傷付きやすい部分があると捉えるのが適切です。
過去にも航空機から落下した事例
航空機から落下したiPhoneが無事に発見された事例は、今回が初めてではありません。
2024年1月には、米アラスカ航空1282便の機体からドアプラグが脱落した事故で、機外に吸い出されたとみられるiPhoneが道路脇で発見されました。
同機は高度約16,000フィート、約4,877メートルを飛行していた際にドアプラグが外れました。発見されたiPhoneは機内モードのまま動作しており、画面には同便の手荷物受取情報が表示されていました。
2023年には、高度約14,000フィート、約4,267メートルからのスカイダイビング中にiPhoneが落下したものの、回収後も動作した事例が報告されています。
このときもiPhoneは泥状の柔らかい地面に落下しており、装着されていたケースと地面が衝撃を和らげた可能性が指摘されています。
2021年には、小型航空機のパイロットが離陸時に滑走路へiPhoneを落とした事例もありました。回収された端末には画面割れがなく、正常に動作したと報じられています。
長期間水没しても動作した事例
落下だけでなく、長期間水没した後にiPhoneが動作した事例もあります。
2020年には、米フロリダ州のウォルト・ディズニー・ワールドにあるセブン・シーズ・ラグーンに落下したiPhone11が、約2カ月後に回収されました。所有者のもとへ返却された後も、端末は動作したと報じられています。
2019年には、英国のウォータースポーツ施設にある湖へ沈んだiPhone Xが、約2日後にダイバーによって回収されました。こちらも回収後に動作が確認されています。
ただし、これらはいずれも偶然条件が重なった個別の事例です。落下地点の地面、端末の姿勢、ケースの有無、水深や水質などによって結果は大きく異なります。
同じモデルであっても、日常的な高さから硬い路面へ落としただけで画面や背面が割れる可能性はあるため、iPhoneの耐久性能を保証する事例ではない点には注意が必要です。
Photo: cbc

