折りたたみiPhoneの画面が傷に強く?新ガラスを2028年採用か

AppleとSamsungが、2028年の折りたたみスマートフォン向けに新しい超薄型ガラス(UTG)の採用を検討していると、台湾の調査会社TrendForceが韓国メディアの報道をもとに伝えました。折り曲げる中央部分だけを薄くし、それ以外を厚く残すことで、曲げやすさと画面表面の硬さを両立させる狙いです。
中央40μm・左右100μm超で傷に強くなる?
現行のiPhone DuoやSamsungの折りたたみスマホには、厚さが均一なUTGが画面のカバーに使われています。報道によるとiPhone DuoのカバーUTGは45μmで、曲げやすい反面、表面硬度を高めにくい点が課題でした。
検討中の設計案では、折り目にあたる中央部分を削って約40μmに抑え、左右は100μm超の厚さを残します。業界関係者によると、中央を厚くしすぎると折り曲げ時に割れやすく、約40μmが現時点の限界だといいます。
中央を薄くするUTG自体は2025年に韓国DOWOOINSYSが開発を明らかにしており、今回の新情報は2028年モデルを想定した具体的な厚さと採用判断の時期です。
2028年採用へ残る課題は画面中央の段差
実用化には、削った中央部分に充填材を埋めて段差をなくし、周囲と見え方をそろえる必要があります。業界では、両社が2027年第4四半期に採用可否を判断するとの見方が出ています。両社ともサプライヤーと個別に開発を進めているとされ、Appleは公式発表をしていない段階です。
36万円超のiPhone Duo購入前に確認したい3点
左右を厚くできれば傷への強さが増すことも考えられますが、採用は未定で、耐久性や折り目の改善効果も実証されていません。現行iPhone Duoは256GBモデルでも364,800円(税込)と高価なため、従来型iPhoneに不満がない人ほど、価格に見合う便利さがあるかを見極めたいところです。
2028年モデルを待つか迷う場合は、正式発表で新ガラスの採用が明記されるか、発売後の耐久テストで傷や折り目の評価がどうなるか、そして本体価格と画面修理費を見てから決めるのが確実です。
Source:TrendForce, IT之家

