【独自分析】iPhone Duoの人気色を納期から分析〜既存折りたたみスマホと異なる

iPhone Duoの人気色について、2026年10月16日午後9時の予約注文開始後における納期の推移から分析しました。
iPhone Duoの初期在庫が、本体カラーごとに同程度用意されていたと仮定した場合、ストレージ容量によって注文の入り方にわずかな違いがあった可能性があります。
ただし、全体としてスターホワイトとナイトスカイの差は小さく、iPhone18 Proシリーズほど明確な納期遅延の偏りは確認できませんでした。
従来のAndroid折りたたみスマートフォンでは濃色系の人気が高いと推察されることと比較すると、別の側面が見えてきました。
カラー別の納期を秒単位で比較
Apple Storeアプリで確認した、2026年10月16日午後9時からの注文受付開始後の納期推移(別記事参照)を、本体カラーとストレージ容量ごとに分析しました。
iPhone Duoにはスターホワイトとナイトスカイの2色、ストレージ容量は256GB、512GB、1TB、2TBの4種類が用意されています。
予約開始から1分間の推移
予約注文開始から約1分間で、発売日配送分がなくなったタイミングは次の通りです。
| スターホワイト | ナイトスカイ | |
| 午後9時0分 0秒〜45秒 | 256GBと512GBの 当日発送分なくなる | 256GBの 当日発送分なくなる |
| 午後9時0分 46秒〜50秒 | 1TBの 当日発送分なくなる | 512GBの 当日発送分なくなる |
| 午後9時0分 51秒〜55秒 | 1TBの 当日発送分なくなる | |
| 午後9時0分 56秒〜1分 | 2TBの 当日発送分なくなる | 2TBの 当日発送分なくなる |
特に512GBでは、スターホワイトの発売日配送分が予約開始から45秒以内になくなったのに対し、ナイトスカイはその時点でも残っていました。
この結果だけを見れば、少なくとも512GBではスターホワイトへの注文がやや多かった可能性があります。
スターホワイトの初動がやや強かった?
iPhone Duoの予約開始直後の納期推移では、iPhone18 Proシリーズほど本体カラーによる明確な差は見られませんでした。
それでも、スターホワイトは256GBと512GBの発売日配送分が45秒以内になくなっており、初動ではナイトスカイより注文が集まったようにも見えます。
発売日当日のApple Store店頭受け取りが最後まで残っていた構成も、ナイトスカイの2TBモデルでした。

初期在庫数が両色で同程度だったとすれば、全体としてはスターホワイトのほうがわずかに強い需要を集めた可能性があります。
容量ごとの人気差は断定できず
一方、全てのモデルが予約開始から1分程度で発売日配送分がなくなっており、今回の記録だけでは明確な人気差を判断できません。
そのため、「低容量ではスターホワイト、高容量ではナイトスカイ」といった形で人気色が完全に分かれていたと判断するのは難しい状況です。
むしろ今回の結果から読み取れるのは、容量によって多少の差はあったものの、2色ともほぼ同じ速さで初期在庫が消化されたという点でしょう。
人気色分析では初期在庫数の影響も
今回の分析は、スターホワイトとナイトスカイに同程度の初期在庫が用意されていたとの仮定に基づいています。
Appleはカラーやストレージ容量ごとの生産台数を公表していないため、納期が早く延びた構成が必ずしも販売台数の多い構成とは限りません。
例えばスターホワイトの在庫数がナイトスカイより少なければ、同じ注文数でも先に発売日配送分がなくなります。
したがって今回の結果は、実際の販売台数ランキングではなく、Apple Storeで確認できた供給と注文のバランスから推察した「初動の傾向」と捉えるのが適切です。
Android折りたたみスマホとは傾向が異なる
新品販売台数と中古市場への流通台数にある程度の相関があると仮定すると、Galaxy Z FoldシリーズやGoogle Pixel Foldシリーズでは、濃色系の本体カラーが選ばれる割合が高いように見えます。
Galaxy Z Foldは濃色系が目立つ
Galaxy Z Fold8 Ultraでは、「バイオレットシャドウ」や「グラファイト」など濃色系モデルの流通量が多く、ホワイト基調の「クリーム」は少ない傾向が見られます。
Galaxy Z Fold8では傾向がやや異なり、「グラファイト」に対し、「ラベンダー」「ピスタチオ」「クリーム」といった淡色系を合計すると、流通量は濃色系と近い水準になります。
Galaxy Z Fold8の中古の販売状況から、iPhone Duoも含めワイドタイプと言われる折りたたみスマートフォンでは、本体カラーの選択がこれまでとは異なってきていることも考えられます。
Google Pixel Foldは濃色系が多い傾向
Google Pixel Foldシリーズの中古市場では、「オブシディアン」や「ムーンストーン」といった濃色系の在庫が目立ちます。
「オリーブ」や「ジェイド」などの淡色系は比較的少なく、少なくとも中古流通量では濃色系に偏る傾向が見受けられます。
iPhone Duoは購入層が広がった?
折りたたみスマートフォン市場は、iPhone Duoの参入をきっかけに認知度と販売台数がさらに拡大し、急速に市場が拡大する「普及期」に突入すると予想されています。
先行してきたGalaxy Z FoldシリーズやGoogle Pixel Foldシリーズでは、新しいデバイスを積極的に試すアーリーアダプター層の割合が比較的高かったことも考えられます。
こうしたユーザーが濃色系を好んでいたとすれば、中古市場で黒や濃色の端末が多いことにも一定の説明がつきます。
一方、iPhone DuoはApple初の折りたたみiPhoneとして、従来の折りたたみスマートフォン購入層以外からも注文を集めた可能性があります。
実際、予約開始後は両色、全ストレージ容量で納期が急速に延び、海外では約1時間後にすべての構成が2027年1月配送まで長期化したと報じられました。
今回の初動を見る限り、iPhone Duoでは特定のカラーへ注文が極端に集中したというより、スターホワイトとナイトスカイの双方が幅広いユーザーに選ばれたと考えるほうが自然でしょう。
納期推移の確認内容について
- 本記事の実例は、筆者がApple Storeアプリで「本体カラー」「ストレージ容量」の選択肢を切り替えながら確認しました
- 切り替え操作に伴い、同じ「本体カラー」および「ストレージ容量」でも、1秒程度の違いがあります
- 特に、1分程度で発売日分が全て売り切れた今回のケースでは、数秒の違いにより結果の見え方に影響を与えた可能性は排除できません
Photo: Apple, iPhone Mania

