革新的なバッテリー技術搭載のApple Car、2024年までに製造開始か

Apple Car concept

Apple Car concept
 
Appleは独自の革新的なバッテリー技術を取り入れた自動運転車の生産を、2024年までに開始する見通しだと、Reutersが関係筋からの情報として伝えています。

中核を成すのは独自のバッテリー技術

Appleが「Project Titan」の名のもと、自動運転技術の開発を進めているとの情報は、これまでも度々報じられてきました。
 
ReutersがAppleの自動運転車開発情報に詳しい2人の人物から得た情報によると、Appleの技術はすでに消費者向け自動運転車を生産可能な段階まで達している模様です。
 
Appleの自動運転車技術の中核を成すのが、独自開発による新しいバッテリー設計で、バッテリーのコストを「劇的に」削減するとともに、走行距離を伸ばすことが可能とのことです。

Apple Carは既存のサプライヤーが生産か

Appleブランドの自動車製造を担当する企業名は不明ですが、Reutersへの情報提供者によると、Appleは既存のサプライヤーに生産を委託することを考えているようです。
 
ただし自動車を丸ごと製造するのではなく、自動運転技術のみを開発して自動車メーカーに提供する道を選ぶ可能性もまだ残されていると、関係者は語っています。
 
また新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、Apple Carの製造開始計画が2025年以降へとずれ込む可能性もある模様です。
 
Appleの自動運転車開発については、つい最近台湾メディアEconomic Daily Newsも報じたばかりです。ただし同メディアは、Apple Carは2021年9月に発売されると伝えていました。

 
 
Source:Reuters via 9to5Mac
Photo:Aleks Aleksandrof/YouTube
(lunatic)

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この記事を書いた人

元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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