iPhone SE(第4世代)の年内発売もあり!?OLED用DDI供給数が増加見込み

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台湾の半導体製造企業であるNovatekが、Appleの有機EL(OLED)ディスプレイ用ディスプレイドライバIC(DDI)の供給数を増やす見通しであることが明らかになりました。

OLEDディスプレイを搭載するiPhone SE(第4世代)を年内に発売するのに向けた動きかもしれません。

目次

OLED用DDIの新たなサプライヤーを追加する理由

DigiTimesはNovatekがAppleに対してOLED用DDIの供給数を増やすことについて、「iPhone16シリーズのサプライチェーンに新たに参画することによる」としています。

ただし、iPhoneの販売台数は減少傾向であり、iPhone16シリーズ用OLEDのDDI供給数(Appleからすると仕入れ数)を増やす必要性は低いように思われます。

iPhone16シリーズ用DDI供給数増加の必要ある?

また、ベースモデルに対して販売比率が高いProシリーズも、iPhone16 ProシリーズはiPhone15 Proシリーズと比べてディスプレイサイズの拡大程度に留まる見込みであり、発売直後は別としても通年で販売数量が大きく増加するとは考えにくい状況です。

よほど画期的な人工知能(AI)関連機能を搭載するならまだしも、その可能性はかなり低いと予想されています。

そうしたことを鑑みると、OLED用DDIの供給数を増やすことは、iPhone16シリーズ発売とは別の理由があるのではないでしょうか。

やはり、OLED搭載iPhone SE(第4世代)のためではないか

Appleがこの時期にOLED用DDIの仕入れ数を増やすのは、iPhone SE(第4世代)の発売に向けた動きかもしれません。

iPhone SE(第4世代)の発売時期は2025年と噂されていますが、そのわりにはCADデータが流出したり、それに合致するケースモックアップの画像が投稿されるなど、iPhone16シリーズ並みに各種関連情報が報告されています。

そのため、筆者はiPhone SE(第4世代)の年内発売があるのではないかと考えています。

Appleの業績回復のために最も効果的なのは、iPhone SE(第4世代)の早期発売でしょう。

iPhone SE(第4世代)の価格抑制に好影響も!?

また、OLED用DDIの仕入れ数を増やすことは、仕入れ価格抑制にも好影響を与えると予想されます。

その場合、iPhone SE(第4世代)の販売価格抑制にも効果的ではないでしょうか。

Source:DigiTimes

Photo:Apple Hub(@theapplehub)/X

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この記事を書いた人

ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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