新型iPad Pro/Airのデザイン変更がApple Pencilにも影響!?
新型iPad ProのフロントカメラとFace ID機構、および、新型iPad Airのフロントカメラはディスプレイ上部から右横に移動すると噂されています。
それに伴い、Apple Pencilのワイヤレス充電機構の位置を変更する必要性が生じ、それもApple Pencil(第3世代)への切り替えに影響している可能性があります。
新型iPad Proと新型iPad Airのフロントカメラは右横中央と噂
新型iPad ProのフロントカメラとFace ID機構、および、新型iPad Airのフロントカメラはディスプレイ上部から右横に移動するとみられており、それを前提としたケースやディスプレイ保護ガラスの販売が開始されています。
この変更に伴い、新型iPad ProではFace IDにおける初回の認証をランドスケープモードで行うことになるだけではなく、対応するApple Pencilの充電機構の搭載位置にも影響するとの指摘がなされています。
Apple Pencil(第3世代)はワイヤレス充電位置変更か
確かに、現行モデルのiPad ProとiPad AirのApple Pencil(第2世代)対応ワイヤレス充電機構は、本体右側面のほぼ中央に搭載されています。
Face ID機構やフロントカメラがディスプレイ右横に搭載された場合、筐体内部でワイヤレス充電機構と干渉する可能性があります。
それを防ぐために、新型iPad Proと新型iPad AirおよびApple Pencil(第3世代)のワイヤレス充電および磁気吸着位置は中央ではないかもしれません。
最近出願された特許に新しいApple Pencilの図表が!?
それを示唆するようなアイデアが、Appleが最近出願した特許に記されていました。
特許に記されたApple Pencil(下記図表1Aの110)は、3カ所(112と114)の磁気吸着点を持っています。また、iPad側も同様(107と108)です。
ひょっとしたら、これが新型iPad Proと新型iPad AirのFace ID機構やフロントカメラに干渉せず、Apple Pencilをワイヤレス充電するためのアイデアなのかもしれません。
その場合、Apple Pencil(第3世代)のワイヤレス充電は、新型iPad Proと新型iPad Airでは下記図表114で行われ、現行モデルに装着した場合はApple Pencil(第2世代)と同様、下記図表112で行われると予想されます。
この方式であれば、Apple Pencil(第3世代)は新型iPad Proと新型iPad Airだけではなく現行モデルにも対応しますので、Apple Pencil(第2世代)の販売を終了しても現行モデルとの互換性が確保されるでしょう。