新型iPad Pro用Magic Keyboardに実装か!?磁気吸着式の特許出願
Appleが、iPadと組み合わせて使用する磁気吸着式アクセサリーの特許を出願していることが明らかになりました。
このうち、磁気吸着式キーボードは、まもなく発表される見通しの新型iPad Pro用Magic Keyboardにそのアイデアが活かされているかもしれません。
出願された特許の概要
iPadと組み合わせて使用する磁気吸着式アクセサリーとして特許には、キーボードやゲームコントローラが取り上げられています。
磁気吸着式アクセサリーの代表例として取り上げられているものの1つとして、Apple Pencil(第2世代)らしきもの(下記図表1A)があります。同様の仕組みを用いれば、装着した磁気吸着式アクセサリーを容易にペアリングし、ワイヤレス充電可能になると考えられます。
特許に記された磁気吸着式Keyboardのアイデア
ただし、新型Magic Keyboardにこの技術を応用する場合はiPad Pro本体のバッテリー消費抑制を鑑みると、ペアリング技術を用いることはあってもバッテリーはMagic Keyboard側にも内蔵される(現行モデルと同様)でしょう。
iPadをMagic Keyboardに装着
Magic Keyboardらしきものには、ガイドレール(下記図表5Aの510)が設けられています。
ここにiPad(下記図表5Bの501)をセットすると、まさにMacBookのような見た目になります。
磁気吸着式のメカニズム
ガイドレール(下記図表9Aの510)の内側には、磁石を搭載(912)した磁気吸着機構(918)が搭載されています。
ガイドレールにiPad(下記図表9Bの501)をセットすると、磁気吸着機構が可動し、iPad内部の磁石(922)に反応してペアリングされます。
新型Magic Keyboardに関する噂
新型iPad Proに用意される新しいMagic Keyboardの外装はアルミニウム製となり、装着した際の外観がMacBookに近づくとの噂があります。
今回出願された特許に記されたMagic Keyboardであれば、デザイン面で現行のMagic Keyboardと比べ、iPad Proと組み合わせた際の見た目はよりMacBookに似たものになります。