待ってでも買うべき?Vision Pro廉価版の魅力
韓国メディアThe Elecの情報によれば、Appleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proの廉価版はの販売価格は現行モデルの半額以下になる見通しとのことです。Vision Proは日本での発売がほぼ決定的となったばかりですが、廉価版の登場を待つほうが良いのでしょうか。
マイクロOLEDディスプレイのサプライヤーを増やす?
廉価版のVision Proに関する噂は以前から出ており、無駄な機能とも揶揄されるEyeSightが取り払われるといわれています。
加えて、部品コストの中で最も大きな割合を占めるマイクロOLEDディスプレイの生産の分散化も視野に入れられているとのことです。現在ソニーが唯一のVision ProのマイクロOLEDディスプレイサプライヤーとなっていますが、中国のSeeYaやBOEをディスプレイ供給ラインナップに加えることが検討されているといいます。
様々なコスト削減を実施した結果、廉価版Vision Proは1,500ドルほどで販売されるといわれています。
日本での販売価格はいくらに?
米国では3,499ドル〜となっているVision Proの日本での販売価格は、554,800円〜となる可能性が指摘されていますが、このレートに則ると廉価版Vision Proの販売価格はいくらになるのでしょうか。
米国での販売価格を1,499ドル〜と仮定すると、日本での販売価格はずばり237,680円〜となりそうです。この価格はiPhone15 Proの1TBモデル(234,800円)と同程度となるため、iPhoneのハイエンドモデルを買う代わりに廉価版Vision Proを買ってみるという選択肢も出てきそうです。
第2世代Vision Proは初代と比べて確実に性能アップ、安定性の向上が見込まれるため、価格が抑えられた廉価版は良い購入オプションかもしれません。
Photo: Apple