Appleが生成AIに本格参入!サーバーメーカーの売上倍増に期待
今年は生成AIブームのおかげで、AIサーバーメーカーが大きな利益を上げる見通しである、と台湾の調査会社TrendForceが調査結果を報告しています。Appleも2024年に本格的に生成AI競争に参加するとみられており、AIサーバーメーカーは受注を獲得しようと躍起になっているようです。
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Appleからの受注を獲得したいAIサーバーメーカー
米カリフォルニア州サンノゼに本社を構え、東京にも拠点を持つSupermicroは、今年AIサーバーに注力しており、出荷台数を倍増させる計画だといいます。
SupermicroはGPUクラウドのCoreWeaveやTeslaなどの顧客にすでにAIサーバーを供給していますが、AppleやMetaを含む新たな顧客層からのAI受注の獲得に向けた取り組みを強化しているとのことです。
今回の情報は、昨年末のAppleのサプライチェーンに詳しい著名アナリストのミンチー・クオ氏による、Appleは今年2万台のサーバーを購入する可能性があるとの報告とも一致します。
Appleは今年様々なAIサービスを発表か
Appleは今年の世界開発者会議(WWDC)のiOS18のプレビューで、新たなAI機能を発表するとの見方が強いとされています。WWDCは通常6月に開催されます。
Appleのティム・クック最高経営責任者(CEO)も、先日の年次株主総会で改めて生成AIへのフォーカスについて述べており、Appleは長年取り組んできた“Apple Car”を断念してまでも生成AIを優先させる新たな方向性を示しています。
今のところ噂されているAppleの新たなAIサービスには、オフィス関連のAI機能や開発者向けのXcodeのAI機能などがあります。