Immersive Videoで撮影された2023年MLSプレーオフ映像が近日登場

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Appleは現地時間2月21日、まもなく全てのVision Proユーザーが「Immersive Video(没入型ビデオ)」で撮影された「MLS(米メジャーリーグサッカー) カップ・プレーオフ2023」のベスト特集映像を視聴できるようになると発表しました。同社によると、Apple Immersive Videoで撮影された史上初のスポーツ映像になるということです。

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Apple Immersive Videoで撮影された史上初のスポーツ映像

Apple Immersive Videoは同社が開発した新しいエンターテインメントフォーマットで、空間オーディオに対応する180度3D/8K映像を特徴としています。同社は、「視聴者は、180度の視野と空間オーディオを備えた3D/8K映像で、胸が高鳴るような一瞬一瞬を感じながら各試合を観戦できます」としています。

この発表は、MLSの2024年シーズンがApple TVのMLSシーズンパスで独占配信され、2月21日に開幕するというアナウンスに含まれていました。

MLSシーズンパス加入者は、2月22日午前10:00(日本時間)より、インテル・マイアミ対レアル・ソルトレイクの試合が視聴できるようになっています。

MLSシーズンパスのサブスクリプションに登録するには、Apple TVアプリでシーズン中に月額2,300円、または1シーズン15,000円が必要です。また、Apple TV+加入者は、月額2,000円、1シーズン12,000円の特別価格で登録できます。

Vision ProのApple TVアプリでImmersive Videoを視聴可能

Apple Vision ProのApple TVアプリでImmersive Videoを視聴することができ、同アプリでは3D映画の購入やレンタルも可能です。2月2日の米国でのVision Proの発売に合わせてImmersive Videoで制作されたコンテンツは、4作品用意されていました。

今のところVision Proユーザーは、アリシア・キーズのリハーサル・セッションを体験できる「Alicia Keys: Rehearsal Room」、冒険の世界を体験する「Adventure」、地球上のカリスマ的な生き物の特徴を明らかにする「Wild Life」、そしてジョン・ファヴロー監督のドキュメンタリーシリーズ「太古の地球からよみがえる恐竜たち」にインスパイアされた「Prehistoric Planet Immersive」で、Immersive Videoを体験できます。

「MLSカップ・プレーオフ2023」が視聴可能になれば、Immersive Videoを体験できるこられのコンテンツの1つとして加わることになります。Vision Proでは、150本以上の3D映画の視聴が可能ですが、Immersive Videoでは180度3D/8K映像と空間オーディオによって、より臨場感のある体験が可能になるでしょう。

現在用意されているこれらのコンテンツは、Immersive Videoの特徴を最大限に活かした映像だと言えますが、カーレースやボクシングの試合、スーパーボウルのハーフタイムショーなどもImmersive Videoのコンテンツとしては最適なのではないかと個人的には思います。また、MLSだけでなく、NFL(米プロフットボールリーグ)やNBA(米プロバスケットボールリーグ)などもImmersive Videoで撮影されれば、スポーツファンをさらにVision Proに取り込むことができるのではないでしょうか。

ちなみにNBAに関しては、Immersive Videoで撮影されるかは不明ですが、Vision Proで試合を楽しめるよう、AppleとNBAコミッションとの話し合いが進んでいるということです。
 

Photo:Apple
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この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

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