英国の隅々まで!Appleのマップ革命に迫る
Appleが、英国においてマップのための車両を用いた本格的な画像収集作業を開始することが明らかになりました。地域ごとに8カ月間をかけてじっくりと作業が行われる見通しで、データはAppleマップの品質向上やLook Around機能のために使用されるとのことです。
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日本でも同様の作業が実施済
Appleの英国でのマップの画像収集作業の対象となっているのはイングランド、スコットランド、ウェールズののほぼ全域となっています。作業期間は地域によって異なっており、開始時期は2月中旬〜9月中旬までと様々です。
同様の試みはすでに日本でも行われており、対象都道府県は茨城県、栃木県、埼玉県、山梨県、愛知県、三重県、滋賀県、兵庫県、奈良県、岡山県、広島県、香川県、愛媛県、熊本県となっていました。これらの作業はいずれも3月30日〜10月30日にかけて行われています。
画像収集にはiPhoneやiPadも使用
AppleがiMoreに語ったところによれば、同社の車両を使った画像収集作業では、車両の外側に取り付けた撮影機器以外にも、iPhoneやiPadも併用されることがあるそうです。
日本ではより詳しいマップは未導入
日本のAppleマップでは、拡張現実(AR)ナビゲーション機能などの展開は始まっているものの、より詳しいマップは未導入となっています。
2023年の終わりまでに、Appleは米国、英国、オーストラリア、ニュージーランドやヨーロッパ諸国を始めとする国々でより詳しいマップを展開しています。昨年には、デンマークやギリシャ、台湾、香港、スロバキアでもより詳しいマップの導入が始まっています。
Photo:KickNo5073/Reddit