ARで料理が変わる?Apple Vision Proの驚きの使用法

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Appleの動向について詳しく報じてきたウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)のジョアンナ・スターン氏は、レビュー用として配布されたAppleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Pro料理に用いる様子を投稿しています。同氏によれば、ヘッドセットは料理に最適とのことです。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. WSJのスターン氏が、AppleのMRヘッドセットVision Proを料理に用いる様子を投稿した。
2. 玉ねぎが目に染みないと称賛し、タイマーをAR空間の中の鍋に取り付けている。
3. 寝ているとき以外はずっと装着する人体実験を行ったが、首が痛くなったという。

玉ねぎが目に染みない?

WSJのスターン氏はこれまで、下取りに出されたiPhoneはどのように処理されるかを調べたりと、Appleの作るエコシステムに対して深く切り込むアプローチで知られる人物ですが、同氏のVision Proのレビューも他のYouTuberなどのものと比べて一風変わったものとなっています。
 
Vision Proにはレシピを習える機能があるようですが、「あくまで参照のためのもので、Apple Vision Proをつけたまま料理するのは推奨できません」との注意書きが表示されたのにも関わらず、あえてヘッドセットを装着したまま果敢に料理にチャレンジしています。
 


作っているのはパスタのようですが、ゴーグル型のデバイスのため玉ねぎが目に染みないとスターン氏はVision Proを称賛しています。また、タイマーを拡張現実(AR)空間の中のそれぞれの鍋に取り付けており、「これがベストな機能だ」と意気揚々です。
 
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それでもビデオシースルー型のARデバイスであるVision Proは、スクリーンを通して現実世界を把握しなければならないため、色が実際のものと異なったり、細かい文字が読みにくかったりする、と問題点も指摘されています。

Vision Proをつけたままニュース番組にも出演

スターン氏はVision Proを装着している人が他の人の目にどのように映るかを検証するため、ニュース番組にもヘッドセットをつけたまま出演しています。
 


 
同氏は寝ているとき以外はずっとヘッドセットを装着する人体実験を行ったそうですが、やはり重さのせいで首が痛くなったとのことです。
 
 
Photo:The Wall Street Journal/YouTube
(lexi)

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この記事を書いた人

ARラボ出身の猫愛好家。往年のMacユーザーで、iPhone使用歴は10年以上。

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