Apple Vision Proはすでに20万台注文〜でも需要は減退?
現地時間1月19日に予約注文が開始されたAppleの複合現実(MR)ヘッドセットVision Proですが、すでに約20万台が売れた、と米メディアMacRumorsが伝えています。先週著名アナリストのミンチー・クオ氏が発表した予想販売台数から若干増加していますが、販売数の伸びにすでに鈍化がみられるようです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. 19日に予約注文が開始されたAppleのMRヘッドセットVision Pro。
2. すでに約20万台が売れたと米メディアが伝えている。
3. 販売数の伸びにすでに鈍化がみられるようだ。
1週間で2万台〜4万台が追加注文
Appleサプライチェーンに詳しいクオ氏は、予約注文開始後2日〜3日の時点でVision Proの予想販売台数を16万台〜18万台としていましたが、MacRumorsが情報筋から得た新たな情報によれば、販売台数はすでに約20万台に達しているとのことです。
前回の予想販売台数が出たときから1週間経ったにも関わらず、追加の注文が2万台〜4万台ということは、やはり予想されていたようにすでに需要が減退しているようです。
Vision Proは販売価格が3,499ドルと高価なこともあり、主にデバイスを購入しているのはAppleのコアなファンとみられています。
レビューの公開、発売後に販売台数は再び伸びる?
Appleは特定のレビュアーを招待し、Vision Proの体験会を実施したことがわかっていますが、レビュー動画は今週公開されるとみられています。
Vision Proは現地時間2月2日(金)に発売に至りますが、旗艦店ではデモブースも設置される予定です。そのときに一般ユーザーの反応がわかるでしょう。
Photo:Apple
(lexi)