なぜ!?M3搭載の新型iMac、付属品はLightningのまま
最近のAppleは、iPhone15シリーズなどで、ポートをLightningからUSB-Cに置き換えていますが、M3チップ搭載のiMacに同梱されるMagic KeyboardやMagic Mouseは、USB-C接続ではなく、従来と同じLightning接続のままです。
■3行で分かる、この記事のポイント
1. AppleがM3搭載iMacを発表した。
2. AppleはiPhoneなどのポートをLightningに移行中。
3. iMac付属のキーボードとマウスはLightning接続のまま。
M3搭載iMac、付属品はLightningのまま
Appleは、現地時間10月30日にM3搭載のiMacとMacBook Proを発表しました。
Appleによる発表の前から、新型Macの発表に合わせて、Macの周辺機器もLightning接続からUSB-C接続に置き換えられるのではないか、と噂されていました。
しかし、発表されたiMacに同梱されるボディと同色のMagic Keyboard、Magic Mouseは、Lightning接続のままです。同梱のケーブルも、USB-C – Lightningケーブルのままです。
LightningからUSB-Cへ移行中なのに
Appleは近年、製品の充電ポートをLightningからUSB-Cに置き換える流れを進めています。
最近では、iPhone15シリーズがUSB-Cを採用しているほか、Apple Pencil、AirPods Pro(第2世代)、iPadの各モデル、Apple TV用のSiri RemoteなどがUSB-Cに移行しています。
その中で、最新世代のMac用アクセサリーにLightningを採用し続けるのは、不合理に思えてしまいます。
米メディアMacRumorsは、現在のApple製品でLightningを採用しているのはAirPods、AirPods Max、iPhone SE(第3世代)だけであることを指摘し、USB-Cへの以降を進める中でiMacの付属品は変更しなかったという決定は注目に値する、とコメントしています。
Source:Apple, MacRumors
(hato)