Apple MusicがSpotifyよりも優れている点8つ

‎Apple Music Spotify

‎Apple Music Spotify
 
Apple MusicSpotifyよりも優れている8つの点を、米メディアCult of Macがまとめているのでご紹介します。Apple Musicならではの魅力として、カラオケ機能、追加料金なしで利用できる高音質のロスレス再生、立体的な空間オーディオ、オリジナルのラジオ番組などが挙げられています。
 

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Apple MusicがSpotifyよりも魅力的な8つの理由。
2. カラオケ機能、ハイレゾロスレス再生、空間オーディオなど。
3. Apple MuiscはiPhoneなどの購入で最大6カ月間無料で利用可能。

有料会員数では負けていてもApple MusicがSpotifyを上回る点

Apple Musicは、アメリカでの有料会員数が3,260万人と、首位Spotifyの4,400万人に差をつけられているものの、Apple Musicのほうが優れたサービスだと思う8つの理由をCult of Macのライター、グリフィン・ジョーンズ氏が挙げています。

 

1. リアルタイムの歌詞表示とカラオケ機能

Apple Music Sing
 
Apple Musicでは、楽曲の進行にあわせて歌詞表示が音節単位で進む機能と、マイクのアイコンをタップして対応楽曲のボーカル音量を自由に変えられるApple Music Singが利用できます。
 
Spotifyにも歌詞表示機能はありますが、Apple Musicほどではありません。

 

2. 友人とプレイリストを共同制作可能(iOS17)

Apple Music
 
iOS17では、Apple Musicのプレイリストに友人を招待して、曲の追加、並べ替え、削除といった共同編集ができるようになります。
 
SharePlay機能でQRコードをスキャンすれば、Apple Musicに加入していない友人も同機能を利用できます。

 

3. 手持ちの音楽ライブラリをアップロード

Apple Music
 
自分で録音したり、CDやレコードから取り込んだ楽曲で、Apple MusicやiTunesで取り扱っていない楽曲も、MacやWindowsからApple Musicでライブラリに取り込んでおけば、手持ちのデバイスで同期し、どこからでも聴くことができます。
 
Spotifyでも音楽のインポートはできますが、Apple Musicほど簡単ではありません。

 

4. 楽曲のタイトル、アルバムアートワークなどを編集可能

Apple Music
 
ライブラリに保存したすべての楽曲は、「情報を見る」メニューから、アルバムや曲のタイトルを編集したり、アルバムアートワークをアップロードしたりと自由に編集できます。
 
編集はMacかWindowsからのみ可能で、編集した情報は各デバイスで同期されます。

 

5. 追加料金なしでハイレゾロスレスの高音質再生

 
Apple Music ロスレスオーディオ
 
Spotifyは、2021年に発表したハイレゾ音質で楽曲を配信する計画を発表していますが、2023年のうちにサービスを提供するようだと報じられています。ただし、ハイレゾ音質の利用には追加料金を払う必要があるとみられます。
 
Apple Musicでは、追加料金なしでハイレゾロスレス音質での再生が利用可能です。
 
ロスレスオーディオを利用するには、iPhoneの「設定」アプリから「ミュージック」>「オーディオの品質」でロスレスオーディオのトグルボタンをオン(緑)にするだけです。
 
ただし、ロスレスオーディオでの再生はデータ通信量が多くなるため、モバイル通信を利用する際にはご注意ください。

 

6. 空間オーディオ

Apple AirPods Pro 空間オーディオ
 
Apple Musicでは、空間オーディオダイナミックヘッドトラッキングで、全方位から音楽に包み込まれるような体験ができます。
 
空間オーディオは、AirPods Pro、AirPods(第3世代)、AirPods Max、Beats Fit Proが対応しているほか、iPhone7以降のiPhoneや、Appleシリコン搭載Mac、iPadの本体内蔵スピーカーでも利用できます。

 

7. Apple Music Classical

Apple Music Classical
 
Appleは、2021年にクラシック音楽専門の音楽配信サービスPrimephonicを買収し、多くの指揮者やオーケストラによって演奏されるクラシック音楽ならではの楽しみ方ができる、Apple Music Classicalとして提供しています。
 
日本ではApple Music Classicalの専用アプリはまだ提供されていませんが、多くのプレイリストが公開されています。

 

8. Apple Musicオリジナルのライブ放送

Apple Music Radio
 
Apple Musicでは、ライブ放送で「Apple Music 1」「Apple Music Hits」「Apple Music Country」の3つのオリジナルチャンネルをいつでも聴くことができます。
 
このほか「J-Pop Now Radio」や、「Tokyo Highway Radio」といった日本語番組や、矢沢永吉星野源によるオリジナルラジオ番組も公開されています。
 
Apple Music Radio
 

iPhoneやAirPods購入なら最大6カ月無料で利用可能

Apple Musicは、iPhone、iPad、MacといったApple製品だけでなく、AndroidスマホやWindowsパソコン、Amazon Echoシリーズなどでも利用できます。
 
Apple Musicの月額利用料金(税込)は、個人向けが1,080円、機能を絞ったVoiceプランが480円、学生向けが580円、最大6人の家族で共有できるファミリープランが1,680円です。
 
最初の3カ月は無料でトライアル利用できるほか、iPhoneやAirPodsシリーズ、HomePod、HomePod mini、Beatsヘッドホンを購入すると6カ月間の無料トライアルが提供されます。
 
 
Source:Cult of Mac
Photo:Apple
(hato)

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この記事を書いた人

2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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