MacBookのバタフライキーボード訴訟、和解案が判事に支持される

    macbook バタフライキーボード

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    MacBookのバタフライキーボードへの対応を問題にした集団訴訟で、Appleと原告側の間でまとまった和解案が、新たに判事によって支持されました。
     
    判事のコメントでは、さらに有利な和解の可能性や、原告を完全に補償しない可能性があっても、今回の和解内容を承認しない理由にはならないことが強調されました。

    ■3行で分かる、この記事のポイント
    1. MacBookのバタフライキーボードへの対応を問題にした集団訴訟。
    2. Appleと原告側の間でまとまった和解案が、新たに判事に支持された。
    3. 総額5000万ドル(約70億円)に上る和解金が、米カリフォルニア州地方裁判所で支持された。

    86,000件以上の支払い請求

    過去にMacBookシリーズで採用されていたバタフライキーボードを巡る集団訴訟について、総額5,000万ドル(約70億円)に上る和解金が、米カリフォルニア州地方裁判所の判事によって支持されました。
     
    この集団訴訟は、2018年にカリフォルニア州のほか、ニューヨーク州、フロリダ州など米国の各地を代表して11人が主導して行ったもので、Appleが構造的な欠陥を認識していながら、十分なトラブルシューティングを提供せずに販売していたとする内容でした。
     
    和解案は、2022年11月に裁判所から承認を得ていましたが、今回改めて判事によって「公正、適切かつ合理的」と判断された格好です。
     
    和解金の分配は米国在住者が対象となり、修理回数や内容に応じて50ドル(約7,000円)〜395ドル(約55,000円)を受け取ることができます。3月上旬の時点で、86,000件以上の支払い請求が提出されているそうです。

    バタフライキーボードは失敗だった?

    2015年のMacBookで登場したバタフライキーボードは、当時Appleで最高デザイン責任者(CDO)を務めていたジョナサン・アイブ氏による薄型化の追求から生まれた技術で、多くの問題を抱えながらも、改良を重ねながら2019年まで採用されていました。
     
    しかし故障問題が解決することはなく、最終的に以前のシザースイッチキーボードが復活したことや、今回のような集団訴訟にまで発展していることを思うと、試みとしては失敗だったと言わざるを得ません。
     
     
    Source:Reuters via AppleInsider
    (kihachi)

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    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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