Apple、新たにMRヘッドセット用｢xrProOS｣の商標を出願

 
Appleは、現地時間6月5日開幕の世界開発者会議（WWDC23）において、複合現実（MR）ヘッドセットを発表すると噂されています。
 
先日、AppleはMRヘッドセット専用「xrOS」の商標を申請していると報じられましたが、新たに｢xrProOS｣の商標も申請されていることが明らかになりました。
 
｢xrProOS｣の商標は「xrOS」と同様、ペーパーカンパニーDeep Dive LLC経由で申請されているようです。

■3行で分かる、この記事のポイント
1. Appleは6月5日開幕の世界開発者会議で、複合現実ヘッドセットを発表すると噂されている。
2. 新たに「xrProOS」の商標も申請されていることが明らかになった。
3. 同名称をどのように利用していくのかは不明だという。

複数の国で商標を申請

オンラインの商標申請記録によって、Deep Dive LLCは、5月18日付けでアルゼンチン、トルコ、フィリピンにおいて、AppleのSF Proフォントで表記した「xrProOS」の商標申請を行なっていることが判明しています。
 

 
また、同日Deep Dive LLCは、オーストラリア、ニュージーランド、イギリスでも「xrProOS」の商標申請を行なっていますが、こちらはAppleのSF Proフォントではなく、また4月27日にはジャマイカでも商標申請を行なっているようです。

第2世代ハイエンドモデル専用OSか？

「xrProOS」の存在が明らかになったのは今回がはじめてですが、Appleがこの名称をどのように利用していくのかは不明です。
 
ただし、Appleは2025年にハイエンドモデル／ローエンドモデルの2モデル構成となる第2世代のMRヘッドセットを発売すると噂されていることから、「xrProOS」はハイエンドモデル専用のOSとなる可能性もあります。
 
なお、AppleのMRヘッドセットは6月に発表されるものの、量産開始は早くても12月にずれ込むといわれています。
 
 
Source:MacRumors
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