次世代iPad ProはM3とOLEDディスプレイを搭載し2024年5月に登場?

    Apple M2 iPad Pro

    Apple M2 iPad Pro
     
    次世代iPad Proは、有機EL(OLE)ディスプレイを搭載すると噂されています。米メディアMacRumorsがこれまでの噂を元に、その仕様や登場時期を予想しています。

    ■3行で分かる、この記事のポイント
    1. 次世代iPad Proは有機ELディスプレイを搭載すると噂されている。
    2. 米メディアがこれまでの噂を元に、その仕様や登場時期を予想している。
    3. ベゼルが狭くなり、背面パネルがガラス製になるなどの情報がある。

    3nmプロセスで製造されるM3チップを搭載か

    現行の11インチおよび12.9インチiPad Proは、2022年10月に発売されました。M2チップの搭載、Apple Pencil(第2世代)の検知能力の向上、スマートHDR 4や Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3対応などといった機能向上が実現していますが、次世代iPad ProではOLEDディスプレイやM3チップの搭載を含む、大幅な刷新が見込まれています。
     
    現行iPad Proの最大の進化はM2チップの搭載でした。そして次世代iPad Proには、TSMCの3ナノメートル(nm)プロセスで製造される、新しいM3チップが搭載される見通しです。
     
    ただしM3チップを搭載する最初のApple製品の登場は早くても2023年下半期(7月〜12月)になると予想されているため、次世代iPad Proは年内には発売されない可能性が濃厚です。

    iPad初のOLED採用モデルに

    そして次世代iPad Proの最大の特徴といわれるのが、iPadとしては初となるOLEDディスプレイの搭載です。次世代iPad ProではOLEDディスプレイが採用されるとの噂は繰り返し報じられています。
     
    これまでの情報によれば、次世代iPad Proのディスプレイサイズは現行モデルと同じ11インチと12.9インチ、もしくは11.1インチと13.0インチで、本体の厚みは数ミリ薄くなるとのことです。つまりサイズ的には現行モデルとほぼ変わらないということになります。

    久々のデザイン刷新か

    現行iPad Proのデザインは、2018年のモデル以来、4世代変化していません。そして次世代iPad Proでは、いよいよデザインが刷新されるとの噂が出ています。詳細は不明なものの、ベゼルが狭くなり、背面パネルがガラス製になる(もしくはりんごのロゴが大型化してその部分がガラスになる)などの情報があります。

    2024年5月発売と予想

    そして気になる次世代iPad Proの発売時期ですが、2023年内登場の可能性はかなり低そうです。
     
    AppleはiPad Proの2021年モデルと2022年モデルとの発売の間隔を18カ月以上空けていることから、もしも同じようなタイムラインであるとすれば、次世代iPad Proの発売は2024年5月になるのではないかと、MacRumorsは予想しています。
     
    ちなみにRiceball氏(@korean_riceball)は、次世代iPad Proの発売時期を2024年第1四半期(1月〜3月)と推測しています。

     
     
    Source:MacRumors
    (lunatic)

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    この記事を書いた人

    元某業界新聞社の記者。その後フリーライターとして各方面で執筆、英日翻訳家としての著書も多数。2014年から本メディアでライター、編集記者として活動中。アメリカ在住(現在は日本に滞在中)。iPhone使用歴は12年以上。

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