iPhone15用OLEDと、16向け画面下埋込み型Face IDに関する新たな報道

iPhone18 Pro iM

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Dynamic Islandを搭載するiPhone15用有機EL(OLED)ディスプレイの製造にサプライヤーが難渋していること、またiPhone16 Proシリーズには画面下埋込み型Face IDが搭載されるという予想を、韓国メディアThe Elecが伝えました。
 
iPhone Maniaでは、iPhone15シリーズに関する噂をまとめ記事にて随時発信しています。今回の記事以外の情報は、下記の記事にてご確認下さい。
 
iPhone15/15 Proシリーズはこうなる!?最新の噂まとめ

ノッチに変わるパンチホールの製造に難渋

iPhone15用OLEDディスプレイは中国BOEが主に供給、同社の卸価格は競合他社よりも安いことから、販売価格の値下げが実現するのではないかと期待されています。
 
しかし、BOEがiPhone15用OLEDディスプレイを供給開始するのはSamsung DisplayやLG Displayよりも遅れ、6月が予定されている量産開始時期には間に合わないとみられています。
 
その理由は、BOEが初めて手掛けるフロントカメラ周りの加工(Dynamic Islandへの対応)にあるとのことで、ノッチと比較して高い加工精度が求められますが、未だAppleが満足するものを製造する見通しがたっていないようです。
 
これを解決できない場合、BOEが製造するiPhone15用OLEDディスプレイは新製品には採用されず、修理用での供給にとどまることも考えられます。

iPhone16 ProでFace ID、iPhone18 Proでカメラを画面下に配置と噂

The Elecは、iPhone16 Proシリーズ用OLEDディスプレイについても報じています。
 
同ディスプレイは噂通り画面下埋込み型Face IDを採用する見通しで、Galaxy Z Fold4に搭載されている画面下埋込み型カメラの技術が応用されると、同メディアは説明しています。
 
画面下埋込み型カメラは十分な採用実績があることから、こちらのOLEDディスプレイの製造に難渋するとは考えにくく、iPhone16 Proシリーズが丸型パンチホールだけ(フロントカメラだけ)のデザインを採用するのに障害はなさそうです。
 
翌年のiPhone17シリーズでは、ベースモデルにも画面下埋込み型Face IDが導入、iPhone18 Proシリーズではついにフロントカメラも画面下埋込み型になり、フルスクリーンが実現すると予想されています。
 
 
Source:The Elec
Photo:Apple(米国)
(FT729)

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ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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