リドリー・スコット監督のApple TV+ドラマ、第1話だけで67億円の製作費

    apple 広告 CM リドリー・スコット

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    世界的に有名なリドリー・スコット監督が手掛ける、Apple TV+向けドラマ「Sinking Spring(沈みゆく春)」で、街全体を貸し切っての大掛かりな撮影が行われたことが報じられています。

    第1話だけで60億円超

    映画「エイリアン」「ブレードランナー」などで知られるリドリー・スコット監督が製作中の「Sinking Spring(原題)」は小説が原作で、麻薬取締取締局(DEA)を装って強盗を働いた詐欺師2人組が偶然、巨大な麻薬取引に巻き込まれてしまう物語です。
     
    スコット監督だけでなく、脚本も記録的な大ヒット作「トップガン・マーヴェリック」のピータ・クレイグが担当するとあって、相当な大作ドラマとなることが予想されます。事実、第1話の製作費だけでも5,000万ドル(約67億円)が投じられているそうです。具体的には、2週間かけて街全体を貸し切り、警察や消防署などの協力を仰いだほか、家の爆破まで行われたとのことです。
     
    ちなみにスコット監督は映画を手掛けるようになる以前、MacintoshのCMを撮影したこともあり、Appleとは浅からぬ縁を持っています。

    予算投入を惜しまないApple

    映画ならいざ知らず、ドラマ1話分でこれだけの製作費が掛かるのは非常に稀ですが、潤沢な資金を有するAppleにとって、5,000万ドルは痛くも痒くもないかもしれません。
     
    過去には、同じくApple TV+で配信されている「See〜暗闇の世界〜」が1話あたり1,500万ドル(約20億円)の費用が掛かっていることや、「ザ・モーニングショー」でも主演女優らの出演料が1話あたり200万ドル(約2.7億円)に上ることが話題となりました。
     
    また、Appleはリドリー・スコット監督以外に、レオナルド・ディカプリオの製作会社とも複数年契約を結んでおり、ディカプリオ主演の「キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン」は、5月のカンヌ国際映画祭でプレミア上映が予定されています。
     
     
    Source:AppleInsider,Yahoo!Finance
    (kihachi)

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    この記事を書いた人

    丸みを帯びたiPhone3GSの筐体に惚れ込み、Apple信者を誓ったのも今は昔。2014年から始めたライター業がきっかけで、気づけばXiaomiやHuaweiなど中華スマホにも手を出す浮気症に。

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