Apple TV+のオリジナルドラマ「See」 制作費は1話あたり16億円

    Apple TV+

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    この秋からサービスの始まるApple TV+は質の高いコンテンツを配信すると言われており、その質を確保するためオリジナルコンテンツ制作には多額の費用が投入されているようです。

    5億、10億当たり前の世界

    NetflixHuluAmazonなどが手がけるネット配信用のオリジナル動画コンテンツの制作費は近年上昇傾向にあります。オリジナルドラマを数シーズン分制作するのに1億ドルを費やした(1話あたり数億円)といった話も珍しくありません。しかしAppleはさらに高額の制作費を投じて、質の高いコンテンツを作って先行するサービスを追撃していくようです。
     
    Apple スペシャルイベント 「It's show time」公式画像
     
    Appleが制作を発表している近未来SFドラマ「See」は1話あたり1,500万ドル(約16億円)の制作費が投じられるとThe Wall Street Journalが報じています。「See」はウィルスに感染した人類が絶滅寸前まで追い込まれ、生存者も視覚を失って細々と生き延びているという世界が舞台のドラマとして、1シーズン8話構成で制作が進められています。
     
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    正直、「See」はNetflixなどの動画配信サービスで制作されるオリジナル作品によくあるタイプのドラマなのですが、Appleはこれに多額の制作費を投じることで、既存のドラマよりも質を高め、その差を目に見える形で視聴者に訴えようとしているのかもしれません。Apple TV+はコンテンツの量を抑えて、質を高める戦略と報道されており、一つ一つの作品の完成度はかなり高められて公開されるのでしょう。
     
    なおApple TV+は「この秋、登場」と告知されており、あと数カ月で巨額の制作費を投じたドラマを視聴できるようになります。
     
     
    Source:9to5Mac
    (KAZ)

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