Apple TV+のドラマ「ザ・モーニングショー」、主演のギャラは1話あたり2億円超

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Apple TV+の独占配信ドラマ「ザ・モーニングショー」について、主演2人のギャラが1話あたり約2億円であることが分かりました。

全10話で約22億円

11月1日からサービスが始まるApple TV+の番組ラインナップでも、とりわけ前評判が高いのがドラマ「ザ・モーニングショー」です。
 
Apple TV+の月額料金が明らかにされたスペシャルイベントでは、ティム・クック最高経営責任者(CEO)が「予告が合計で1億回再生された」と誇らしげにアピールするなど、Appleが力を入れて宣伝しているドラマの一つです。
 

 

「ザ・モーニングショー」は、リース・ウィザースプーンとジェニファー・アニストンが出演、製作総指揮を務め、スティーブ・カレルが出演するドラマで、激しい争いが繰り広げられる朝のニュース番組の舞台裏をお見せします。アメリカ国民にさわやかな朝をお届けするニュース番組の背後でうずまく、人間のエゴ、野心、権力闘争の世界を描きます。(Apple公式Webサイトより)

そんな「ザ・モーニングショー」で主演を務める、ジェニファー・アニストンとリース・ウィザースプーンについて、それぞれの出演料が1話あたり200万ドル(約2億2,000万円)であることが明らかとなりました。全10話で計2,000万ドル(約22億円)に上る計算です。
 
ファッションメディアVOGUEが「巨額の出演料」と表現するように、映画ではなくドラマで20億円超のギャラは、莫大な資金が動くハリウッド業界でもかなり高額な部類です。彼女らは製作総指揮も務めており、実際に得る収入は更に多いと考えられています。

巨額のギャラはNetflixも

破格のギャラを提示する動画ストリーミングサービスは、Apple TV+だけはありません。
 
数カ月前には、Netflix発のアクション映画「6アンダーグラウンド」で、主演のライアン・レイノルズが2,700万ドル(約29億円)のギャラを獲得し、ドゥエイン・ジョンソン主演の「ワイルドスピード・スーパーコンボ」で得た2,000万ドル(約22億円)を上回ったことが話題となりました。ドゥエイン・ジョンソンは、世界で最も稼ぐ(2018年度:Forbes調べ)俳優として知られています。
 
通常のスタジオ映画では通常の出演料に加えて出来高払いとなるケースが多く、実際にはライアン・レイノルズのギャラはドゥエイン・ジョンソンに及ばない可能性もあります。
 
とはいえ、ハリウッドの基準から見てギャラが破格であることには変わりなく、動画ストリーミングサービス・ビジネスの勢いを裏付ける格好となっています。ちなみに、Appleが「ザ・モーニングショー」と同様に推している「See ~暗闇の世界~」は、制作費が1話あたり16億円と言われています。
 
 
Source:VOGUE,映画.com,Apple,Forbes
(kihachi)

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