Apple、従業員のオフィス出勤前の新型コロナウイルス感染症の検査義務を撤廃

Apple ロゴ

Apple ロゴ
 
Appleは、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のポリシーを変更し、従業員はオフィスに出勤する前に検査を受ける必要がなくなることが明らかとなりました。

無制限の病気休暇制度も撤廃へ

COVID-19のパンデミック初期における対策として、Apple従業員にワクチンの接種を推奨し、2021年には従業員に対するCOVID-19の検査を強化しました。2022年3月には規制が緩和されたことを受けて、オフィス勤務の従業員及びApple Storeのスタッフのマスク着用義務を撤廃しています。
 
Platformerの編集長であるゾーイ・シファー氏は自身のTwitter上で、Appleは1月30日から、従業員に対する出勤前の検査の義務付けを撤廃すると伝えています。同社はまた、これまでCOVID-19の症状のある従業員に対して無制限の病気休暇を認めていた制度も撤廃する予定です。無制限の病気休暇制度は2023年8月に終了し、新しいポリシーでは、COVID-19の陽性反応が出た場合、従業員は最大で5日間の病気休暇しか取得できないということです。
 

Apple、より多くの従業員がオフィスに戻ってくることを期待

AppleはCOVID-19のポリシーを緩和することで、より多くの従業員がオフィスに戻って来ることを期待しているようです。
 
同社はパンデミック以降、リモートワークを推奨し、その後、従業員に対して週1日、週2日のオフィス勤務を求め、2022年9月には、週3日のオフィス勤務を義務付けました。これに対して、一部の従業員からは反発の声が上がっているものの、同社は一貫して対面業務を重視する姿勢を見せています。
 
しかし、無制限の病気休暇制度も撤廃されることから、従業員からさらなる反発の声が上がることも予想されます。
 
 
Source:Zoe Schiffer/Twitter via AppleInsider,9to5Mac
(m7000)

この記事がお役に立ったらシェアお願いします

この記事を書いた人

本職はWebデザイナーでMacBook Airを10年以上愛用中。iPhone Maniaのライターとしては、2020年から活動開始。iPhone歴は4s→6→7→XS→12 Pro Max。

特集

目次