Apple、米国外のオフィスでもリモートワーク推奨〜新型コロナ理由に
新型コロナウイルスの世界的な蔓延を受け、Appleが本社Apple Parkで働く従業員に対してリモートワーク(出社せずに在宅で業務を行う)を推奨していることが先日明らかになりましたが、米国外のオフィスでも同様の勧告が出されていることが分かりました。
韓国や日本、イタリアのオフィスも対象に
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためのリモートワーク推奨は、世界中のAppleオフィス全てではないものの、少なくとも米カリフォルニア、シアトルのほか、韓国、日本、イタリア、ドイツ、フランス、スイス、英国のオフィスが対象となっているようです。数日前の時点では、本社であるApple Parkのみが対象でした。
Appleも公式にこの勧告を認めており、時間給の従業員に対しても、通常時と同等の賃金を支払うとしています。また、オフィスだけでなくApple Storeでも出社する人員を一時的に削減しており、グループセッションの開催やGenius Barの受付に影響が出ているようです。
ただし日本では、当初予定されていた3月15日のApple Store短縮営業がApple 心斎橋以外で撤回されており、リモートワークを推奨する一方で収束に向けての目処を立てているのではないか、とも考えられます。
iPhone発売時期にも影響必至か
新型コロナウイルスの影響を受けているのは、AppleのオフィスやApple Storeだけではありません。
今年発表が予定されているiPhone9(iPhone SE 2)やiPhone12は、「サプライチェーンの影響に加えて、新型コロナウイルスによる需要の冷え込み」を理由に、発売が数カ月遅れるだろうと予測されています。
Source:9to5Mac
(kihachi)