M2 Pro搭載Mac miniを分解!筐体小型化できなかった理由判明か

M2 Pro Mac mini TD_04

M2 Pro Mac mini TD_04
 
Apple製品に関する情報を発信しているルーク・ミアーニ氏が、512GB SSDを搭載したM2 Pro搭載Mac miniを分解し、Intelプロセッサ搭載Mac mini、M1搭載Mac miniなどと比較、ロジックボードの大きさや仕様を報告しました。
 
M2 Pro搭載Mac mini用のヒートシンクと冷却ファンはこれまでよりも大きくなっているため、噂されていた筐体の小型化ができなかったのかもしれません。同氏は、SSDの読み込み/書き込み速度を計測、いずれも約3GB/sと述べています。

大きくなったヒートシンクと冷却ファン

ミアーニ氏は最初に、M2 Pro搭載Mac miniのヒートシンクが長く、冷却ファンが大きくなっていることを報告しています。
 
M2 Pro Mac mini TD_02
 
M2 Pro Mac mini TD_01
 
かつて、M1Xとも噂されたM1 Pro搭載Mac miniは筐体が小さくなると噂されていました。
 
今回、M2 Proを搭載したことで、Appleシリコンとはいえ発熱が増え大型のヒートシンクと冷却ファンを採用する必要が生じたのが、小型化できなかった理由かもしれません。

SSDと読み込み/書き込み速度

M2 Pro搭載Mac miniのロジックボードには、SSDチップを搭載するためのパターンが表面と裏面に4カ所ずつあります(下記画像左上)。
 
M2 Pro Mac mini TD_05
 
搭載されるSSDチップは、8TBモデルには1TBチップ、512GBモデルの場合は256GBチップと、ミアーニ氏は伝えています。
 
今回分解に用いた512GBモデルの場合、256GBチップがロジックボードの表面と裏面に1つずつ搭載されています。
 
256GBチップを8カ所に実装すれば、2TBになります。M2 Pro搭載Mac miniには1TB、2TB、4TBモデルも用意されています。
 
256GBチップを8つ搭載すれば2TBになりますが、1TBと2TBモデルが256GBチップを用いて構成されているのか、1TBチップを用いているのか現時点では不明です。
 
M2 Pro Mac mini TD_03
 
同氏はSSDの性能も確認、読み込みと書き込み速度はともに約3GB/sでした。
 


 

 
 
Source:Luke Miani/YouTube
(FT729)

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ZAURUS PI-6000以降、PDA、PC、Apple製品を多数使用するガジェット愛好家。iPhone Maniaでは2020年2月より、リーク情報、最新のApple製品情報、秋葉原情報を配信。Palm Treo 750vを米国で使用して以降、各種スマホ愛用中

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