Appleのクラシック音楽専用アプリはどうなった?今年の終わりまでの公開を計画

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    Appleはクラシック音楽のストリーミングに特化したアプリを今年展開するとみられていましたが、まだ公開に至っていません。もう12月も半ばに差し掛かっており、2022年も残りわずかとなっていますが、現在アプリの開発状況はどうなっているのでしょうか。

    クラシック音楽ストリーミングサービスPrimephonicを買収

    Appleが有名なクラシック音楽ストリーミングサービスであるPrimephonicを買収したと発表したのは昨年8月のことです。Primephonicは、クラシック音楽に最適化された検索およびブラウズ機能、最高品質のオーディオ、専門家が厳選したおすすめ、レパートリーと作品に関する豊富な関連情報を備えた素晴らしいリスニング体験を提供していました。
     
    Primephonicの新規サブスクリプション登録は昨年9月7日で終了しており、Apple Musicは今年、ファンに好評だったPrimephonicのクラシックのユーザーインターフェイスに追加機能を組み合わせた、専用のクラシック音楽アプリを公開する予定でしたが、アプリはまだ公開に至っていません

    アプリは公開に向けて着実に歩みを進めていた?

    今年2月、Android向けApple Musicアプリのベータ版に「Apple Classicalで開く」というオプションがコード内で言及されているのが明らかなりました。そして5月には、iOS15.5ベータで「Apple Classicalで開く」「Apple Classicalへのショートカット」との言及が見つかっていました。
     
    9月には、Appleサーバー上のXMLファイルにクラシック音楽アプリに関する言及が見つかっており、リリースは間近に迫っているとみられていましたが、その後音沙汰がなくなっています。
     
    予定通り、今年の終わりまでにアプリが公開に至るのか、それとも来年にリリースが持ち越されるのかは定かでありません。専用アプリとしてリリースする代わりに、Apple Musicアプリの中にクラシック機能として埋め込まれる可能性もあるかもしれない、と米メディアMacRumorsは述べています。
     
     
    Source:MacRumors
    Photo:Apple
    (lexi)

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