iPhone15用リジットフレキシブルプリント基板、新たなサプライヤーも供給か
韓国メディアET Newsが、Appleはリジットフレキシブルプリント基板(RFPCB:Rigid Flexible Printed Circuit Board)の新たなサプライヤーを探しており、ある韓国企業の製品の品質検証作業を行っていると報じました。
RFPCBの新たなサプライヤーを韓国内で検討中
iPhone用RFPCBは現在、全てを韓国のサプライヤーが供給していますが、一部の企業で発生した品質問題によりAppleは新たなサプライヤーを韓国内で探していると、ET Newsは伝えています。
同メディアは、現在のRFPCBのサプライヤー名および品質問題が発生したサプライヤー名を明らかにしていません。
iPhone用RFPCBに関し2021年にSamsung Electronicsがサプライチェーンから撤退、それ以降、BHとYoungpoong Electronicsが供給しているとみられています。
iPhone14用RFPCB供給比率に大きな偏り
Samsung Electronics撤退前の供給比率は、BHが約55%、Youngpoong Electronicsが約15%と、韓国メディアThe Elecが報じていました。
ET Newsは、品質問題発生により、iPhone14用RFPCB供給最大手のサプライヤーの供給比率が80%になったと述べています。
サプライヤー数増加による値下げを期待
Appleは同一部品でも複数のサプライヤーから調達することで、価格交渉を優位に進めようとするため、新たなサプライヤーを加えることを検討していると、同メディアは説明しています。
現在、品質検証作業を行っているある韓国企業のRFPCBがそれに合格した場合、iPhone15に搭載されることが期待されますが、同企業はRFPCBの供給実績がなく企業規模も小さいため、合格するかは不透明とET Newsは記しています。
Source:ET News
Photo:Konstantin Milenin(@mi_konstantin)/Twitter
(FT729)
iPhone Mania編集部
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