Appleにも供給しているリジットフレキシブルプリント基板事業を終了〜Samsung
韓国メディアThe Elecが、Samsung Electro-Mechanicsはリジットフレキシブルプリント基板(RFPCB:Rigid Flexible Printed Circuit Board)事業の終了を決定したと報じました。
iPhone13シリーズ用RFPCBを供給していたが
同社のRFPCBの主要顧客は、AppleとSamsung Electronicsでした。Appleとの取り引きによる売上高は年間約3,000億ウォン(約289億円)で、Samsung Electronics向けの年間売上高1,000億ウォン(約96億円)を上回っていました。
しかしSamsung Electro-MechanicsのRFPCB事業は、年間約500億ウォン(約48億円)の赤字だったことから事業撤退に至ったようです。
後継サプライヤーは?
Samsung Electro-MechanicsのRFPCB事業撤退に伴い、Apple向け供給をどのサプライヤーが担うかが注目されています。
The Elecは、BHかYoungpoong Electronicsが供給数を増やすか、Youngpoong Electronicsの子会社であるInterflexが新たに供給する可能性があると伝えています。
同メディアによれば、iPhone13シリーズでのRFPCB受注比率は、BHが50%半ば、Samsung Electro-Mechanicsが30%、Youngpoong Electronicsが10%半ばを占めていました。
Source:The Elec
Photo:Apple
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