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iPhone14シリーズの発売が、メモリチップベンダー大手3社の出荷数にも大きく影響すると、DigiTimesが報じました。
DigiTimesは、iPhone14シリーズがこれまでとは規格の異なるメモリチップを搭載することにより、メモリチップベンダー大手3社であるSamsung Electronics、SK Hynix、Micron Technologyの出荷数にも大きく影響すると伝えています。
iPhone14シリーズのうち、iPhone14 ProとiPhone14 Pro MaxのRAMは、LPDDR5になると噂されています。
iPhone13 Proシリーズに搭載されたRAMは、LPDDR4Xと報告されていました。
これら3社の出荷数が増加すると予想されているとはいえ、製造状況は全社が順調とはいえないようです。
アナリストのミンチー・クオ氏は、初期製造分はSamsung Electronicsだけが供給し、SK Hynix、Micron Technologyが供給を開始するのは2022年第4四半期(10月〜12月)までずれ込むと伝えていました。
その理由についてクオ氏は、SK Hynixでは品質問題が発生したこと、Micron Technologyは認証を取得するのが遅かったことを挙げています。
Source:DigiTimes
Photo:Konstantin Milenin(@mi_konstantin)/Twitter
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