Apple Arcadeの一部ゲーム配信終了、理由は3年契約の満了か

    Apple Arcade まもなく配信終了のゲーム

    Apple Arcade まもなく配信終了のゲーム
     
    Apple Arcadeで一部のゲームが「まもなく配信終了」と案内されていることについて、Appleが配信終了後も2週間はプレイできると案内しています。配信終了は、Appleと開発元の契約期間満了によるものと伝えられています。

    配信終了後も2週間はプレイ可能

    先日、Appleが提供するゲームのサブスクリプションサービスApple Arcade「まもなく配信終了のゲーム」枠が追加され、15タイトルが該当するとお伝えしました。
     
    Appleが現地時間7月22日付けでサポート文書を更新し、Apple Arcadeで配信終了するゲームについての説明を追記しています。
     

    • 配信終了前にゲームをダウンロードしておけば、最短でも2週間はプレイできる
    • プレイ可能期間の終了後は「利用できなくなりました」と表示される
    • Apple Arcadeでの配信終了後、開発元がApp Storeで同じタイトルを公開する場合もある
    • 開発元が進行状況を引き継げるようにしている場合、Apple Arcade版の続きをプレイできる

     
    Apple Arcade まもなく配信終了のゲーム
     

    ゲームの Apple Arcade での配信が終了する場合
     
    場合によっては、ゲームが Apple Arcade で配信終了になることがあります。Arcade での配信が終了する前にゲームをダウンロードしていた場合、その後少なくとも 2 週間はそのゲームをプレイできます。プレイできなくなった Arcade ゲームで遊ぼうとすると、「利用できなくなりました」というメッセージが表示されます。
    ゲームが Arcade で配信終了になった後、ゲームの開発元が App Store でそのゲームを公開する場合があります。そうしたゲームは Arcade 版とは異なる場合があります。開発元が App Store でゲームを公開していて、セーブした進行状況を読み込めるようにしている場合は、Arcade 版で最後にプレイしていた場所から引き続きゲームを楽しめます。

     

    3年間の契約満了による配信終了

    AppleはApple Arcadeでの配信を終了するゲームについて説明を公開していませんが、米メディアMacRumorsが内部関係者から得た情報として、Appleと開発元の3年間の契約期間が満了したため、と報じています。
     
    同メディアによると、Appleが契約を更新しないゲームは、Apple Arcadeでの配信が終了するものの、開発者はApp Storeで別途ゲームを公開できます。その場合、新たなバンドルIDが割り当てられます。
     
    Apple Arcadeのサービス開始時点では53タイトルが配信されていたので、38タイトルは契約が更新されたこととなります。

    Apple製品を購入すれば3カ月間無料のApple Arcade

    Apple Arcadeは、ゲームを広告なしで楽しめるサービスで、2019年3月に発表され、同年9月にサービスが開始されました。現在200以上のゲームが配信されています。
     
    料金は月額600円ですが、最初の1カ月間は無料トライアルが可能です。iPhoneやiPad、MacなどのAppleデバイスを購入すると3カ月間無料で利用できます。
     
    ファミリー共有を利用している場合、本人を含む最大6人で共有可能です。
     
    Apple Arcadeは、AppleのサブスクリプションサービスがまとめられたApple Oneでも利用可能です。
     
     
    Source:Apple, MacRumors
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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