ステージマネージャがM1 iPadでしか使えない理由をAppleが説明
iPadOS16の主要機能のひとつであるステージマネージャは、M1搭載iPadでしか使うことができません。
この理由を著名テック系YouTuberがAppleに質問、得られた回答をTwitterで共有しています。
ステージマネージャはM1 iPad限定の機能
ステージマネージャは、アプリとウィンドウを自動的に整理し、タスク間の切り替えをすばやく簡単にできるようにする、iPadOS16で導入される新しいマルチタスキング機能です。
最大6Kの解像度を備えた外部ディスプレイもフルサポートする同機能はiPadOS16の目玉機能のひとつですが、残念ながらM1 iPadでしか使うことができません。
Appleによる回答
テック系YouTuberのリネ・リッチー氏がAppleに理由を尋ねたところ、以下のような回答が得られたそうです。
ステージマネージャーはまったく新しいウィンドウ体験を提供するための完全に統合された体験であり、非常に高速かつ反応が速いため、ユーザーはiPadで同時に8個のアプリを実行し、最大6K解像度の外部ディスプレイに接続することができます。この体験を、ユーザーがiPadに触れると同時に味わってもらうには、膨大な内部メモリ容量、非常に高速なストレージ、柔軟な外部ディスプレイI/Oが必要で、これらすべてを提供できるのがM1チップ搭載iPadなのです。
I asked Apple about Stage Manager on the iPad as well, and here’s what they said:
(Full text in ALT image description) https://t.co/m8ceA7qKtJ pic.twitter.com/XttErFPeS5
— Rene Ritchie (@reneritchie) June 10, 2022
別のメディアがAppleに同じ質問をした際には、ステージマネージャには仮想メモリスワップが必要で、それが可能なのはM1搭載iPadだけだからという回答が得られています。
今回の回答によれば、ステージマネージャには「膨大な内部メモリ容量、非常に高速なストレージ、柔軟な外部ディスプレイI/O」が不可欠であり、これをすべて実現しているのがM1チップ搭載iPadのみである、ということになります。
Source:Rene Ritchie/Twitter via MacRumors
(lunatic)