Google、自社サービスでのロシア国営メディアの広告掲載を禁止

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海外大手メディアReutersは2月27日、Googleがロシア国営メディアの広告掲載を禁止すると報じました。Googleは傘下のYouTubeでのロシア国営メディアの広告掲載を既に禁止しており、取組を強化したものと思われます。

ロシア国営メディアの広告掲載を禁止

Googleの広報担当者のマイケル・アシマン氏はReutersの取材に対し、「ロシア国営メディアはGoogleの検索結果やGmailへの広告掲載ができなくなる」とコメントしました。
 
Facebookを運営するMetaが現地時間2月25日にロシア国営メディアの広告掲載を禁止し、その後TwitterやYouTubeでも広告掲載が禁止されており、ロシア国営メディアはSNS等を通じた収益獲得が難しくなりました。
 
またウクライナにおいて、ロシア国営メディアRTのAndroid端末向けアプリのダウンロードが禁止された模様です。イギリス政府は現地時間2月23日、RTがロシア政府の意向に従い、ウクライナ情勢に関する偽情報を拡散していると警告していました。
 
さらにGoogleは、欧州向けの公式Twitterアカウントにおいて、サイバーセキュリティに関するユーザー保護の取組を強化するともに、人道支援のために200万ドル(2億3,000万円)相当の寄付広告を実施すると表明しています。

Appleの対応に注目

ウクライナの副首相はAppleのティム・クック最高経営責任者(CEO)に対し、ロシアへの製品販売の取りやめ、App Storeへのアクセス遮断を要請しており、Appleの今後の対応が注目されています。
 
なおティム・クックCEOは公式Twitterアカウントにおいて、ウクライナでの救援活動への支援を表明しています。
 
 
Source:Reuters (1), (2), (3), Google / Twitter
(seng)

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この記事を書いた人

海外経験を活かし2020年からライターとして活動中。日々のお得情報から海外事件まで幅広くカバー。iPhone12 miniを愛用し、iPhone歴通算10年、Android通算5年程度。格安ガジェット好き。

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