Xiaomi 12 Pro、SD8Gen1搭載ながら原神プレイ中の温度を48度に抑制

Xiaomi 12 Proで原神をプレイしたときの温度

Xiaomi 12 Proで原神をプレイしたときの温度
 
XiaomiがフラッグシップスマートフォンであるXiaomi 12シリーズを正式発表しました。
 
最上位機種にあたるXiaomi 12 Proには強力な冷却機能が搭載され、発熱が大きいとされるSnapdragon 8 Gen 1を搭載しながら原神プレイ中の温度を48度に抑制しているそうです。

原神を30分プレイしても温度は48度、平均フレームレート57fpsを達成

Xiaomiによると、Xiaomi 12 Pro原神を30分プレイした場合の温度は48度で、平均フレームレートは57fpsを達成できるとのことです。
 
原神については同じQualcommのSnapdragon 8 Gen 1を搭載したMotorola Edge X30でプレイした際に、発熱によりすぐにフレームレートが大きく低下する動画が公開されています。
 
Xiaomi 12 Proには大型のベイパーチャンバーに加え、3つのグラファイトの層が搭載されており、これにより高い冷却性能を実現しています。

3つの動作モードを搭載

Xiaomi 12 Proには、用途に応じた3つの動作モードが搭載されています。
 

  1. バランスモード: 温度制御性能が高いモード。WeChat使用時の平均温度が29.7度。
  2. レギュラー(パフォーマンス)モード: ゲームをプレイするのに適したモード。Honor of Kingsを30分プレイしたテストでは、平均フレームレートが119.9fpsで温度が43.5度。
  3. エクストリームモード: ゲーム愛好家向けモード。原神を30分プレイした場合、平均フレームレートが57fps、温度が48度。

 
これらのモードを使い分けることで、用途に応じた最適な温度およびバッテリー持続時間を実現できます
 
Xiaomi 12 Proは中国では4,699元(約84,719円)から5,399元(約97,339円)で販売され、日本での入手可否は不明です。

 
 
Source: Xiaomi via Gizchina
(ハウザー)

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この記事を書いた人

本職はSoCの設計者。このためPCやスマホのHW/SW両方に造詣が深く、その知見に基づいた記事を執筆している。スマホ歴はiPhone4→(Android)→iPhone XR→13 Pro。

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