AppleのARヘッドセットが来年登場、ソニー製マイクロOLEDディスプレイ搭載か

ディスプレイ業界情報に詳しいDSCCの最高経営責任者(CEO)ロス・ヤング氏が、Appleの拡張現実(AR)ヘッドセットにはソニー製のマイクロ有機EL(OLED)ディスプレイが搭載されるとの情報をTwitterに投稿しました。
Appleとソニーが開発し、生産はTSMCが担当?
ヤング氏は、他のTwitterユーザーの質問に答える形で、AppleのARヘッドセットにはソニー製のマイクロOLEDディスプレイが搭載されると述べています。
MicroOLED from Sony…
— Ross Young (@DSCCRoss) December 16, 2021
同様の情報は、LED情報専門メディアであるLEDinsideも伝えていました。
同メディアによれば、Appleはソニーと共同でマイクロOLEDディスプレイを開発しており、製品化の際はTSMCが生産を担うとのことです。
デバイスにより、マイクロ有機ELディスプレイと使い分けか
LEDinsideは、Appleは同一製品で複数のサプライヤーと契約を結ぶ傾向があると指摘、eMaginが開発したマイクロOLEDディスプレイを採用することも考えられると記しています。
Appleは2022年下半期(7月〜12月)にARヘッドセットを、2023年にAppleメガネを発表するとみられていることから、デバイスによってマイクロLED、マイクロOLEDと、搭載するディスプレイを使い分ける可能性もあると、LEDinsideは指摘しています。
Appleメガネの開発は遅れており、2024年もしくは2025年まで登場しないとの情報があります。
Source:LEDinside
Photo:Appledsign/Facebook
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