2021年、Apple Musicで最も再生された曲は?トップ100が発表

    Apple Music 2021年トップ100

    Apple Music 2021年トップ100
     
    Apple Musicは、2021年に世界全体ならびに日本を含む各国・地域で最も再生回数の多かった曲や、最も歌詞が読まれた曲、Shazam検索された曲のトップ100リストを公開しました。BTS「Dynamite」がグローバル、日本でともに再生回数トップを獲得しています。

    世界で最も再生された楽曲はBTSの「Dynamite」

    Apple Musicでは「2021年のトップソング」として、2021年に再生回数が最も多かった曲のトップ100を並べたプレイリストが公開されています。
     
    Apple Music 2021年トップ100
     
    全世界を対象にした「グローバル」のトップはBTSの「Dynamite」、2位はオリヴィア・ロドリゴの「drivers licence」、3位はアリアナ・グランデの「positions」でした。
     

     

    日本のトップもBTS「Dynamite」

    ランキングは世界の国・地域別にまとめられており、日本のトップ100も公開されています。トップはBTSの「Dynamite」、2位は優里の「ドライフラワー」、3位はYOASOBIの「夜に駆ける」でした。
     
    日本のトップ100には、以下の解説文が添えられています。
     

    2021年の日本のチャートは、邦楽アーティストたちが席巻した。YOASOBIやOfficial髭男dismをはじめとした絶大な人気を誇るアーティストたちの楽曲は、日本のチャートのみならず、グローバルチャートにも影響を与えるほどにストリーミング再生された。また、優里やAdo、変態紳士クラブやBLOOM VASEといった気鋭のニューカマーたちによる数々の大ヒット曲は、もはや曲の持つパワーがアーティストの知名度やキャリアを圧倒し、どこからともなく突然ヒット曲が生み出される時代であることを象徴しているようだ。その背景にあるのは、人気の動画投稿サービスの存在であり、話題を集めると瞬く間に大ヒットへとつながる多大な影響力によるものが大きい。さらに2021年のシーンにおいて特筆すべきは、すでに実績のあるback numberがヒット曲を連発したことや、King Gnu、藤井 風、あいみょん、LiSAといったアーティストたちも数々のビッグヒットを放ち、変わらず多くの支持を集めたことである。そして、K-Popはかつてないほどに注目を浴び、特にBTSの勢いは止まるところを知らない。

     

     

    歌詞が読まれた曲、オリヴィア・ロドリゴが1位と2位に

    Apple Musicでは「最も歌詞が読まれた曲」のトップ100も公開しています。Apple Musicアワードで3冠を達成したオリヴィア・ロドリゴが「drivers licence」「good 4 u」で1位と2位を独占しています。3位には優里の「ドライフラワー」がランクインしています。
     

     

    Shazamされた曲トップはMasked Wolf

    「Shazamトップソング」として、世界で109億回にのぼるShazam検索回数のトップ100ランキングも公開されています。トップはMasked Wolfの「Astronaut In The Ocean」でした。Appleは、コントロールセンターからのShazam検索が10億回を突破したと発表しています。
     

     

    Apple Musicが空間オーディオ、ロスレス再生に対応した2021年

    2021年にApple Musicは、全楽曲で高音質のロスレス再生に対応したほか、包み込まれるような臨場感のあるドルビーアトモス(Dolby Atmos)による空間オーディオに対応しました。
     
    日本のアーティストではAdoの「うっせぇわ」が初対応したほか、Official髭男dismのニューアルバムが全曲対応するなど、対応楽曲が増えています。
     
    プロのミュージシャンにも愛用者が多いAppleのLogic Proが、ステレオ音源の空間オーディオへの拡張に対応しており、今後も対応楽曲の増加が期待できそうです。
     
    iPhone Maniaでは、モバイルデータ通信でロスレス、ハイレゾロスレス、空間オーディオの楽曲を再生した場合の消費データ量の検証記事も公開しています。

     
     
    Source:Apple Music
    (hato)

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    この記事を書いた人

    2013年からライター&編集担当として活動。2007年、駐在中のシリコンバレーで発売直後の初代iPhoneに触れて惚れ込む。iPhone歴は3GS→5s→6 Plus→7 Plus→XS Max→12 Pro Max→14 Pro。

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