Apple株が急上昇、修理方針転換や自動運転車開発報道を好感?

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    海外Apple関連メディアの9to5Macは現地時間11月22日、Appleが前日比2%以上急上昇し、一時約165ドルになったと報じました。

    Apple株が急上昇

    9to5Macによると現地時間11月22日にAppleの株式価格が急上昇し、一時165ドルを突破しました。11月に入って3度目の最高値更新となった模様です。
     
    2021年7月7日には、Appleの株価は当時の終値最高値を更新し、144.57ドルとなりました。その後も株価は上昇を続け、記事執筆時点では163ドル~164ドルで推移しています。

    修理に関する方針転換や自動運転車報道を好感?

    9to5Macは、Apple株式の急上昇の明確な原因は不明としつつ、Appleが現地時間11月17日に従来の方針を転換し、セルフサービス・リペア・プログラムを発表したことが好感を得た可能性に言及しています。
     
    Appleは従来、ユーザー等によるiPhone等の修理を困難にしているとして、ユーザーの「修理する権利」を阻害していると一部から批判されていました。また、Appleの修理規約が反競争的だとの指摘もあり、連邦取引委員会(FTC)は2021年7月、スマホメーカーの修理制限に対して法的関与を強めるとの声明を発表しています。
     
    9to5Macは、Appleがセルフサービス・リペア・プログラムを2022年に導入することを発表し、ユーザーによる修理を認める姿勢を示したことで、FTC等からの訴訟リスクが減少したことが、投資家から評価された可能性があるとコメントしています。
     
    さらに、大手メディアBloombergは現地時間11月18日、Appleが自動運転車の開発を加速しており、2025年の発売を目指していると報じました。
     
    AppleInsiderによると、自動運転車の開発報道を受けてAppleの株価は急上昇し、11月19日には今まで株式時価総額1位だったMicrosoftを抜き、Appleが1位の座を取り戻しています。
     
     
    Source:9to5Mac, AppleInsider, ニューヨーク証券取引所
    (seng)

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