iPhone13でハリウッド映画のような迫力ある映像を撮る方法、Appleが紹介
iPhone13と身近なものを使って、特撮映画のような迫力ある映像を撮影するテクニックを、AppleがYouTubeで公開しました。カースタント、ファンタジー映画風、モンスター登場のシーンを撮影する方法が解説されています。
映像クリエイターの2人がiPhone13での撮影方法を紹介
iPhone13で映画のような映像を撮影する方法を紹介した「Shot on iPhone 13 | Everyday Experiments: Hollywood at Home(iPhone13で撮影 | 毎日の実験:お家でハリウッド)」が、Appleの公式YouTubeチャンネルで公開されました。
撮影テクニックを紹介するのは、これまでにもiPhoneを使った楽しい映像撮影方法を数多く紹介しており、最近もiPhone13 ProでSF映画ふう映像撮影の舞台裏を見せてくれた映像クリエイター集団Inciteの2人です。
1. ラジコンカーでカースタント
アクション映画に欠かせない迫力のカーチェイスシーンを、ラジコンカーで再現しています。
iPhoneで撮影すると驚くほど安定した動画が撮れるので、カメラを動かすのをためらわない方が良いそうです。カーチェイスシーンの撮影は、自撮り棒でiPhoneをぶら下げて走り回ったり、スケボーに腹這いになったりして撮影しています。
緊迫感が高まる車からの視線のシーンは、走行するラジコンカーにiPhoneを固定して撮影しています。
Appleが提供する無料アプリ「iMovie」で、4K 60fpsで撮影した動画の再生速度を3分の1に遅くしたり、「ブロックバスター」フィルタを使ったりすると、映画のような緊迫感を演出できます。
2. 魔法の世界
次に、野菜やキャンディーを使った、ファンタジー映画のような世界を撮影する方法です。
被写体に思い切って近づき、背景をぼかすのが基本です。iPhone13シリーズの新機能、シネマティックモードを使うと、被写体がより際立ちます。
また、照明を低い位置から当てて大きな影を作ると、被写体を大きく見せる効果もあります。
霧がかかったような幻想的な雰囲気を出すために、小麦粉のような粉を吹きかけるテクニックも紹介されています。
3. ペットに怪物になってもらう
最後に、かわいいペットが恐ろしい怪物に変身し、おもちゃと段ボール箱で作った街並みで暴れ回るシーンの撮影方法です。
スローモーションで撮影すると、怪物に迫力が増します。「スロー」には240fpsと、より遅く撮れる120fpsの撮影モードがありますが、ここでは120fpsを使用しています。
映像がコントラストの強い白黒になる「ノアール」フィルタを使うと、不気味さが際立ちます。
怪物の巨大さを表現するために、可能な限りカメラを低い位置に構えるのも大切です。
迫力の動画はこちら
アイデアを駆使した迫力ある映像撮影の舞台裏は、こちらの動画でご覧ください。再生時間は約4分22秒です。
Source:Apple/YouTube
(hato)